(小澤 優希さん)
<不本意だった中学生活を克服するために高校を探した>
今の通信制高校を選んだのは、中学時代の忘れ物を取り戻せると思ったからです。
中学校に入学した時、やりたいことがたくさんありました。
生徒会長になって学校中心の生活を送りたい。
大好きな英語をもっと勉強して、留学もしてみたい!アメリカに行くのがずっと夢でした。
中学1年の12月から2月の冬までという、やりたいことを一番行実行しやすかったはずの時期を家にひきこもったままで終えてしまいました。
原因はいじめです。
クラスと部活で一緒だった女子生徒に恨まれたそうです。
私が彼女の親友と仲良くしていたのを見て「親友を横取りした」と・・
私は誰でも仲良くする方だったので、そんな風にねたまれるとは思いませんでした。
最初は家で一日中寝てばかりいました。
だからその頃の記憶がないんです。
どんどん外に出たい性格なので、本当はひきこもっていたくなかった。
苛立ちが原因で両親に暴言を吐いたり、妹に乱暴をしたりしていました。
ひきこもりから脱出して気持ちを立て直せすようになっても、やりたいことを実行できなかった中学生活を思うともやもやが消えませんでした。
だから、高校生活ではやりたかったことを思い切りやろう!それができる自由な高校に行こうと思いました!
私をいじめていた子を見返す思いでいました。
通っていた病院で紹介された通信制高校に学校見学に来た時はびっくりしました。
海外のキャンパスに留学できる制度、大学受験対策をしてくれたり、就業体験ができたり・・
また、新しいきれいなキャンパスも魅力的でした。
上の学年がいないから一年生がいきなり生徒会長になれるんです。
私の希望がかなえられる学校でした。
それからは、この学校の入学試験に合格するため、あれだけ身体が拒否していた学校に通い始めました。
勉強の成果があって、無事合格。
春からの新生活が楽しみです!