<踊り子との両立の大変さ>
私は親の影響YOSAKOIのチームに所属して踊り子を続けています。以前通っていた高校では忙しさが原因でYOSAKOIと勉強の両立が厳しくなり高校2年の12月に飛鳥未来に編入しました。
本祭のYOSAKOIソーラン祭りは毎年6月に5日間行われるのですが、それが近づくと平日は練習が夜の7時から9時まで、土日は朝9時から夕方5時までと一日中なのでけっこうハードです。
家に帰ったらくたびれて勉強どころじゃない。
翌日学校に行って授業を受けるだけでもつらい。それなのに本祭の時期が中間テストと被っていたんです。成績が悪く、このままで進級も進学も厳しいとおもいました。
そんなとき、飛鳥未来に通っている友だちに相談したら「自分のペースで登校出来るから、趣味やバイトもこの学校なら両立できるよ」と言われました。私みたいに夢を叶えたい人の他、不登校セラピーをおこなったり不登校受け入れ高校として有名のようです。
<授業のコースが自分で選べる!>
通っていた高校の先生に相談したら「色々な通信制の高校をみてから決めたほうがいいよ」とアドバイスをもらいました。通信制高校は沢山あり、全部に学校見学に行くのは大変なので、通信制高校の一括資料請求サイトで資料をして、興味をもったところに学校見学に行きました。
最終的には飛鳥未来に決めました。
授業のあるときだけ登校といってもレポートを期限までに提出していなければテストを受けられないなど、 自己管理が必要です。でも、それが自分のことを自分でちゃんとやれているっていう充実感になります。
授業は個人指導の塾のようにひとりひとりが目的を持っていて、ひとりひとりに目が届くのが特徴です。
以前の全日制の高校と違って、授業中に寝てる人がいません。必要な授業だけをとっているからねるはずもなく、短時間集中型で授業に挑めるということです。
全日制の時は興味のない授業も出席しざるを得ないから余計寝ちゃう生徒がいて、授業の士気も下がったのだと思います。
親が幼稚園の先生をしているせいもあって、私も子供が大好きだしピアノもずっと習っているので将来は親と同じ道を選ぶつもりでした。
しかし、専門学校で実際にこどもに関する体験授業を受けて、楽しかったけど将来のことを考えさせられました。
<トライアルレッスンで見つけた将来の夢のために専門学校への進学を決意>
そこで、ほかのトライアルレッスンで興味のあった「医療事務」の授業を受けてみました。最初は気軽な気持ちでしたが、ひょんなことから自分の招待の夢を見つけました。
通信制高校の中には姉妹校に優先的に進学できる制度のあるところもあります。4月からは姉妹専門学校に進学して医療事務の勉強をすることが決まっています。今、トライアルレッスンで医療事務検定2級を目指して勉強中です。これは専門学校の予習にもなるし、一生ものの資格なので一石二鳥ですよね。
将来は総合病院で医療事務がしたいと思っています。個人病院よりも総合病院の方がさまざまな科があるのでいろんな人にも会えると思います。このように進路の選択肢の幅が広がったのは飛鳥未来のおかげです。
今はYOSAKOIの練習のほかに、アルバイトもしています。マクドナルドで朝マックの時間にアルバイトをしてから午後の授業を受けることもあります。学校の授業がない時間にバイトのシフトを出すんですけど通信制高校だからできることです。
この学校は登山、クリスマスパーティー、映画鑑賞など毎月楽しい行事があります。その行事のお手伝いも楽しいです。あと、昨年の4月からできた生徒会の生徒会長も務めることになりました。フル回転で高校生活を楽しみながら、自立する準備をしています。
飛鳥未来に出会うまで、通信制高校というと、ちょっと怖いタイプの人が通う高校だと思っていました。まえの高校をやめたことで、仲の良かった友達と同じ学校に通えなくなったことはすこし寂しく感じています。でも、 今の学校では前の学校にはいなかった年齢の違う友達ができたし、夢を見つけることができたり、手に入れたことのほうが大きいです
自分がやりたいことや興味のあることが見つかっているなら、それができる学校を自分の目で見ることが大切です。パンフレットや資料だけではわからない、学校の雰囲気や先輩の様子などがみえますから。 私もそうして決めた飛鳥未来で本当によかったと思っています。
橋本 茉郁さん(飛鳥未来高等学校)