2013.9.26 05:04(2/3ページ)

超異例!阪神・中村GM、助っ人獲りへ再渡米

再渡米していることが分かった中村GM。4番補強頼みます

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 超異例のやり直しだ。ドラフト会議(10月24日)が1カ月後に迫り、来季補強に向けて慌ただしくなる9月の終わり。中村GMが再渡米していることが明らかになった。目的は来季4番の獲得調査だ。すでに外国人補強の供給源となる3Aは終了。現役大リーガーを調査対象にして再び飛び立った。

 中村GMは8月10日から同25日まで渉外担当者とともに渡米していた。同27日に東京都内で編成会議を行い、その後、電鉄本社で坂井オーナーにも報告していた。編成の責任者自らが1カ月で2度も米国に渡るのは極めて異例だ。

 今季チーム本塁打が76発でセ・リーグ最低の阪神は4番獲得が絶対命題。来季V奪回に向けて、オリックスの4番李大浩の調査も行ってきた。オリックスも現状の2年5億円以上の複数年契約を準備して懸命に慰留しており、見通しは厳しい。そもそも他球団から強奪となる李獲得は本社内で慎重論があり、野手のリストアップを練り直すことになった。

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