(セ・リーグ、阪神2-4DeNA、21回戦、DeNA12勝9敗、25日、甲子園)阪神は1-1の六回無死一塁で新井良が今季初犠打を記録するなど、短期決戦を想定した采配に出た。だが、苦手の三嶋に適時内野安打の1点のみとひねられ、課題の接戦をものにできず。和田監督は「両投手の出来からして、次の1点をどっちが取るかだったけど…」と頭をかいた。
速球派の三嶋が変化球主体で来たのに戸惑い、右腕には計26回2/3で1得点となった。今季は前田健(広島)に4敗を喫すなど、同じ投手に繰り返しやられる傾向にある。CS第1ステージの相手が広島に決まったことを受け、指揮官は「きょうに近いゲーム展開になる。どうやって1点取るかを考えないと」と危機感を示した。(共同)
阪神・中西投手コーチ(ボイヤーに)「2イニング目はちょっと(球威が)落ちるな」
ボイヤー(来日初黒星)「失投。低めを狙ったが高めにいってしまった」
新井良(今季初犠打を決め)「バントはあると思っていたし、そのために練習していた」