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【プロ野球】

楽天 きょうにもV 連夜のサヨナラ負けもM2

2013年9月26日 紙面から

西武−楽天 8回裏に同点に追いつかれベンチでぶ然とする楽天の星野監督=西武ドームで(佐藤哲紀撮影)

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◇西武4−2楽天

 西武が2試合連続のサヨナラ勝ちで4連勝。0−2の6回に片岡の適時打で1点を返し、8回に浅村の適時二塁打で同点。9回2死二塁で片岡が左越え2ランを放った。楽天はハウザーが1回に危険球退場し、苦しい継投を強いられた。

      ◇

 試合終了前に吉報は届いていた。ロッテが日本ハムに敗れたため、楽天の優勝マジックは2。優勝に王手をかけた。しかし、目の前の試合は西武ドームでは4戦連続となるサヨナラ負け。星野監督は苦虫をかみつぶしたような顔で姿を現した。

 「こんな野球をやっていたら、勝てっこないよ…」。嘆き節が自然と口を突く闘将。マジック2の感想を問われても「つかみとらないかんのに。他力ではどうしようもないわ」。険しい表情は最後まで変わらなかった。

 無理もない。先発ハウザーが1回に危険球退場になり、マギーが浅村の足を踏んだり、ビデオ判定があったりの荒れた試合。7回2死一、三塁では一塁走者の銀次が捕手からのけん制球でアウトになる痛恨のミス。流れを自ら手放した。

 「銀ちゃんは何を考えて野球をやってるんや。福山を勝たせなきゃ。安い給料のやつがあんなに頑張ってるのに」と星野監督。危険球退場で急きょ登板したのは推定年俸600万円の福山。4イニング1/3を無失点と大健闘したが、勝利投手になれなかった。

 しかし、26日に勝ち、ロッテが敗れるとリーグ優勝が決まる。2戦連続サヨナラ負けで気は引き締まった。あとは頂点へ突進していくだけだ。 (川越亮太)

 

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