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【政治】

原発輸出承認進める 公明代表

 公明党の山口那津男代表は二十五日、日本外国特派員協会で講演し、安倍政権がトルコとアラブ首長国連邦(UAE)との間で進めている原発輸出を可能とする原子力協定について「国会の承認手続きを進めたい」と述べた。山口氏は、安倍首相が五月に両国との間でそれぞれ署名した原子力協定について「相手国も(福島第一原発)事故の結果を研究した上で、日本に技術供与を求めている」と指摘した。政府は、二つの協定案を秋の臨時国会に提出する方向で調整している。

 公明党は七月の参院選で、原発について「新規着工を認めず、速やかに原発に依存しない社会、原発ゼロを目指す」との公約を掲げていたが、原発輸出に関する記述はなかった。

 

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