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【社会】

法廷で異例の「開票作業」 東京高裁、参院選訴訟で

2013年9月25日 21時32分

 全国で選管などのミスが相次いだ7月の参院選は無効だとして東京の弁護士が比例代表選挙のやり直しを求めた訴訟で東京高裁は25日、ミスが選挙結果に影響したかを検証するため、相模原市で開票作業を終え保管されていた実物の票を法廷に持ち込み、再集計する異例の作業を実施した。

 再集計は被告の中央選挙管理会(中央選管)側の要請で実現した。法廷中央の証言台をずらして設置した長机の上に段ボール箱で票を運び込み、約10人の係官が40分ほどかけて手作業で点検し、裁判官3人が見守った。

 再集計では、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いて無効となった票の数が焦点になった。

(共同)
 

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