国内の乗用車8社が25日発表した8月の海外生産は、前年同月比3.6%増の125万1745台となった。プラスは2カ月連続。1.4%増だった7月よりも伸び幅は大きい。新車販売が好調な米国などで生産が増えており、日産自動車は同月の海外生産として過去最高を記録した。
日産の海外生産は6.2%増の31万7955台だった。このうち米国生産も8月として最高となり、全体を押し上げた。6月に同国で発売した新型の多目的スポーツ車(SUV)「パスファインダー」が売れている。
スズキは40.5%増の14万台。インドネシアで、小型ながら室内の広さを確保したミニバン「エルティガ」が昨年春の発売以来、堅調という。インドで昨年夏に暴動により工場が稼働を停止した反動も出ている。
トヨタ自動車やホンダの海外生産は微減で、日産などの増産が全体を押し上げた。
輸出は2012年7月以来1年1カ月ぶりのプラスに転じ、1.2%増の32万4029台だった。富士重工業は8月として輸出が最高となった。3月に米国で発売した新型のSUV「フォレスター」が売れている。マツダは今年に入って欧州で発売したセダン「マツダ6(日本名アテンザ)」が堅調。
国内生産は8.1%減の64万1989台。減少は12カ月連続となる。昨年のエコカー補助金に伴う増産の反動が響いた。今後は国内景気の回復などで、自動車各社の生産量は今年度当初の計画に比べ増える見通しだ。
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