田辺三菱製薬は25日、2013年4~9月期の連結純利益が前年同期比33%増の260億円になると発表した。従来予想(190億円)を70億円上回る。国内販売権を持つ関節リウマチ治療薬「レミケード」の仕入れ価格引き下げに伴う精算金110億円を特別利益に計上するため。通期業績については影響を精査中とし、従来予想を据え置いた。
田辺三菱はレミケードを開発した米ヤンセン・バイオテク社(ペンシルべニア州)からの仕入れ価格について、09年に国際商業会議所(ICC)に仲裁を申し立て、価格を引き下げるべきだとの判断を今年8月に得た。
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