米製造業耐久財受注：８月のコア資本財は予想下回る伸び

　　９月25日（ブルームバーグ）：８月の米製造業耐久財受注は、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財（コア資本財 ）の受注が前月比で増加したが、市場予想は下回った。

米商務省の発表によると、８月のコア資本財受注は1.5％増と、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値２％増に及ばなかった。７月は3.3％の大幅マイナスを記録していた。

耐久財全体の受注 は前月比で0.1％増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.2％減だった。前月は8.1％減（速報値7.3％減）に下方修正された。

ＴＤセキュリティーズの米国ストラテジスト、ゲナディ・ゴールドバーグ氏は、「耐久財受注はかなり抑制されている」と述べ、「多くの企業が非常に慎重になっている。先行き不透明感が強い中で、大幅な在庫積み上げや機器を発注したがる企業はどこにもない」と続けた。

変動しやすい輸送機器を除く耐久財受注は0.1％減。前月は0.5％減だった。

国内総生産（ＧＤＰ）の算出に使用されるコア資本財の出荷は1.3％増と、受注と同様、市場予想の1.5％増に及ばなかった。前月は1.4％減、６月は１％減だった。　　　　　　

原題：Demand for U.S. Capital Goods Increases Less Than Forecast(1)（抜粋）

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更新日時: 2013/09/25 23:08 JST