方 新(全人代常務委員会委員)中国科学院訪日団団長一行が衆院副議長表敬訪問(9/20)

 方 新氏も清華大学で博士号を取得し同課程の教授です。


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方 新(全人代常務委員会委員)中国科学院訪日団団長と握手を交わす衛藤衆院副議長


 同氏は、長年にわたり科学技術戦略や科学技術政策
の研究に従事し新技術の開発や国家体系の革新、科学技術体制の改革などの領域の研究に深い造詣があります。
 同氏は、中国の国会に当たる全人代の委員(国会議員)でもあります。

 中国科学院は、自然科学及び科学技術分野における中国最高の学術研究機関です。中国・国務院直属事業単位の一つです。
 全国の最も優秀な科学者達から2年に一度、中国科学院士を選出し09年度末現在で院士は714名、外国籍院士は56名を数えます。(日本人は、東京大学名誉教授井口 洋夫氏の1名)
 最高機関は全体院士大会であるが、その常設指導機関として学部主席団が設置され、714名の院士は数学物理学部(137名)、化学部(125名)、生命化学・医学学部(126名)地学部(116名)信息技術化学部(83名)、技術科学部(127名)6学部に分かれて所属しています。
 私は、日本と中国の共通言語である「漢字」について大変興味と関心を持ち「国際漢字共用推進議員連盟」を組織し会長として衆参両院議員と共に漢字文化の振興に努力していることを披瀝しました。
 中国では、略字も多くなり例えば「愛」は→略字になり「心」の部分が無くなったりしています。外来語では、「科学」は日本で生まれ中国に入った事などを紹介しました。
 現在、日本・中国に加えて韓国もより漢字を使うようになったことを紹介し、日中で同じ漢字で同じ意味を持つものが700漢字あります。
 このように両国は、700枚のカードで意思が通じるのです。漢字は、10万字があります。漢字文化を拡げましょう!と発言しました。
 これに対して、中国は常用漢字を4,000字から700字に削減しました。方氏ももっと漢字の重要性に配意すべきだとし教育科学文化術生院に報告し取り組みを行なうことを約束してくれました。


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