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日本初、会津大で「サイバー攻撃対策講座」

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日本初のサイバーセキュリティ講座の説明会=24日、会津大
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会津大が新たに始めた「サイバー攻撃対策演習・情報セキュリティ講座」の説明会は24日、同大で開かれた。講座は航空宇宙機器開発製造最大手のボーイング(米国)、情報セキュリティ大手のシマンテック(同)日本法人の協力を受ける日本初の取り組み。
同大などによると、サイバー攻撃は日増しに高度・多様化し、複数の専門家がチームで防御する体制が必要となっている。今後、講座を継続して同大を日本の人材育成拠点とし、地元IT企業の産業振興や雇用創出につなげる。
講座では、ボーイング独自のサイバー攻撃の訓練機材「CRIAB」(クライアブ)で大規模なITインフラを仮想環境につくり、現実さながらの実践的演習を攻撃・防御側で実施した。
講座は23日から5日間、同大で開かれており、県内外の企業社員や同大生計26人が受講している。来年3月に後期講座を開催する。説明会では、同大の角山茂章学長らがあいさつした。
(2013年9月25日 福島民友トピックス)
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