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日仏首脳会談 シリアに強力な決議必要
9月25日 11時54分

日仏首脳会談 シリアに強力な決議必要
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国連総会に出席するためニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の25日朝、フランスのオランド大統領と会談し、シリアのアサド政権に化学兵器を確実に廃棄させるため、国連の安全保障理事会で強力な決議を採択することが必要だという認識で一致しました。

この中で安倍総理大臣は、シリアで化学兵器が使われた問題について、「北朝鮮などほかの大量破壊兵器を持っている国に波及しかねず、日本も他人事でない。シリア政府が化学兵器の廃棄に向けて真摯(しんし)に対応するか注視するとともに、OPCW=化学兵器禁止機関による廃棄の計画を補強するため、国連安全保障理事会で強力な決議が採択されるべきだ」と述べました。
これに対し、オランド大統領は「安倍総理大臣の指摘を多としたい。シリアに化学兵器の廃棄を求めたアメリカとロシアの合意を実行に移していけるかが重要だ」と述べ、両首脳は、シリアのアサド政権に化学兵器を確実に廃棄させるため、国連の安全保障理事会で強力な決議を採択することが必要だという認識で一致しました。
また両首脳は、シリアとその周辺国への難民支援に連携して取り組んでいくことを確認しました。
一方、安倍総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、「世界に開かれた形で、技術や英知を結集し解決に取り組む。フランスの協力を心強く感じており、緊密に連携していきたい」と述べたのに対し、オランド大統領は、「フランスにできることがあれば、いつでも言ってほしい」と応じました。

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