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韓国大統領「竹島の日本領有は認めず」9月24日 18時8分
韓国のパク・クネ大統領は島根県の竹島について「島を守ることは国の自尊心を守ることだ」と述べて、日本の領有を認めない姿勢を重ねて強調するとともに、日本との間で争いのある大陸棚の問題でも譲れないという立場を示しました。
韓国のパク・クネ大統領は24日、海上の警備に当たる海洋警察の発足60年を祝う式典で演説し、竹島について「島を守るのは国の自尊心を守ることだ」と述べて、名指しは避けながらも日本の領有を認めない姿勢を重ねて強調しました。
またパク大統領は、自国の大陸棚が日本の南西諸島に近い東シナ海の沖縄トラフまで延びているとして国連に大陸棚の拡大を申請していることも念頭に「大陸棚などで韓国の主権を損なういかなる挑戦も決して容認しない」と述べて、韓国の申請を審査しないよう国連に求めている日本政府に対抗していく立場を示しました。
24日の演説は、竹島周辺の海域で任務を行うため新たに就役する警備艇の前で行われ、パク大統領としては、竹島の領有の主張と海洋権益を守る姿勢を強調した形となりました。
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