■ 全国ニュース:主要
連続変死「心神喪失」と無罪主張 3被告、裁判員初審理
記事ツール
兵庫県尼崎市の連続変死事件の端緒となったドラム缶遺体事件で、大江和子さん(当時66)に対する傷害致死罪などに問われた長女の香愛被告(45)ら3人の裁判員裁判の公判が25日、神戸地裁(細井正弘裁判長)で開かれ、3人は起訴内容を「間違いない」と述べた。その上で弁護側は「当時心神喪失の状態で責任能力はなかった」と無罪を主張した。
他の2人は次女裕美(42)とその元夫川村博之(43)の両被告。一連の事件で裁判員が審理するのは初めて。
起訴状によると、11年7〜9月、角田美代子元被告(自殺、当時64)の指示で大江さんを監禁。衰弱させ、頭を殴って死なせたとしている。
(2013/09/25 12:17 更新)