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【大リーグ】パイレーツ、21年ぶりにPS進出 9回ピンチ、好中継プレーでしのぐ2013年9月25日 紙面から ◇パイレーツ2−1カブスパイレーツとレッズが23日(日本時間24日)、そろってポストシーズン(PS)進出を決めた。パ軍はカブス戦に2−1で競り勝ち、レ軍はメッツ戦に延長10回の末に3−2でサヨナラ勝利。ワイルドカード(WC)3位のナショナルズが敗れたため、両軍ともWC以上でのPS進出が決定した。パ軍は21年ぶり15度目のPS進出で、ハードル監督は「この瞬間をずっと心で思い描いていたんだ」とうれし涙にむせんだ。レ軍は2年連続15度目のPS進出となった。 すすんだ パイレーツ!! 四半世紀近く待ち続けた“海賊”らしい劇的な幕切れだった。2−1で迎えた9回2死一塁での守り。右中間に落ちた打球を右翼手が後逸したのを見て、カ軍の一走は本塁突入を敢行した。 中堅手マカチェンの本塁送球は左にそれるも、なぜか一塁モーノーが投球板の手前でカバーしており、中継して本塁送球。激突プレーで後方に一回転したマーティン捕手が高々とボールを持った右手を掲げ、判定はアウト。地元放送局CSNのキャスパー・アナウンサーは「海賊旗を掲げろ!!」と絶叫した。 約20分後、ナショナルズの敗戦でPS進出が決まり、シャンパンシャワーが幕を開ける。地元紙ピッツバーグ・ポストガゼット(電子版)によれば、ハードル監督は「この瞬間をずっと心で思い描いていたんだ。いつ実現するか分からなかったが、ずっと思い描いていた」と声を震わせた。 “奇跡のカバー”でチームを救ったモーノーは「本能が教えてくれた。たまたま、いいタイミングでいい場所を守れた」と満面に笑み。 リーグMVP候補のマカチェンは「これでもう20年間負けっぱなしについての質問をされなくて済む。聞かれ飽きたからね」と晴れ晴れとした表情だった。20年の空白を経て、ピッツバーグの海賊は10月の大海原へ出航する。 PR情報
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