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津波被害の田んぼで3年ぶり稲刈り 宮城
9月25日 13時17分

津波被害の田んぼで3年ぶり稲刈り 宮城
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震災の津波で大きな被害を受けた宮城県岩沼市の田んぼで、3年ぶりに稲刈りが行われました。

稲刈りが行われたのは宮城県岩沼市の玉浦南部地区の田んぼです。
この地区ではおよそ150戸の農家が稲作を行っていましたが、おととし3月の震災の津波で150ヘクタール全域が浸水したほか、多くの農家が自宅や農業用の機械を失いました。
このため、地区の農家15人がことし2月に組合を立ち上げ、田んぼの土から海水の塩分を取り除いたおよそ10ヘクタールの田んぼで作付けを再開しました。
25日、3年ぶりに稲刈りが行われ、黄金色に実った「ひとめぼれ」の稲を次々と刈り取っていきました。
玉浦南部生産組合の高橋英男組合長は「これまで、稲作を続けていけるか不安がありましたが、3年ぶりに収穫を迎えられて、うれしいのひと言です」と話していました。
組合では、来年の春には地区の農家から委託を受けたおよそ70ヘクタールの田んぼで作付けを行うことにしています。

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