阪神先発の能見=甲子園(撮影・中川春佳)【拡大】
(セ・リーグ、阪神6-1DeNA、20回戦、DeNA11勝9敗、24日、甲子園)阪神が終盤に突き放して快勝した。先発・能見は8回1失点の好投で今季11勝目(7敗)。打線は1点リードの八回、西岡が走者一掃の3点二塁打を放つなど4点を加点し、追いすがる相手を突き放した。
能見は一回二死から梶谷に右越えソロを被弾したが、その後は安定したピッチングを披露した。打線は三回二死から俊介が四球出塁し、すかさず二盗。マートンの中前適時打で同点とした。
五回には先頭・西岡が左二塁打、次打者・俊介の三塁線バントが投手・加賀美の三塁悪送球を誘い、西岡が勝ち越しホームを踏んだ。
八回には新井良、坂の連打と新井貴の四球で二死満塁とし、西岡が中堅に走者一掃の3点二塁打。俊介も左翼線適時二塁打で続き、一気に勝負を決めた。
能見は8回4安打6奪三振1失点の快投で降板すると、九回は福原が3人で締めてゲームセット。能見は今季11勝目。西岡は2安打3打点、マートンは3安打1打点の猛打賞だった。