北海道旅客鉄道(JR北海道)が8日発表した2012年3月期連結決算は最終損益が26億円の赤字(前の期は5900万円の赤字)だった。最終赤字は2年連続。レールなどの修繕費が膨らんだほか、JR石勝線の脱線火災事故で延焼した車両の特別損失を計上したことなどが響いた。
売上高は前の期比2%増の1650億円。北海道新幹線の新函館(仮称)開業に向け、信号機など鉄道機器の販売が好調だった。東日本大震災と道東自動車道の開通が影響し、鉄道事業は微減した。
一方、経費面ではレールや橋梁の修繕費が229億円と前の期と比べ2割増えた。国鉄分割民営化の際に国から付与された経営安定基金の運用益235億円を含めた経常利益は17億円だった。
13年3月期は売上高が前期比4%増の1720億円、最終損益は50億円の黒字を見込む。
北海道旅客鉄道、最終損益、最終赤字
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