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速報

「半沢直樹」最終回、ミタ超え!平成1位の視聴率42・2%

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 俳優の堺雅人(39)が主演し、22日に放送されたTBS系連続ドラマ「半沢直樹」の最終話の視聴率が42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが24日、分かった。現在の調査方式がスタートした77年以降の民放ドラマでは4位の好記録で、平成以降では堂々のトップ。今年放送されたすべての番組でも断トツ。決めぜりふ「倍返し」が流行語になるなど半沢ブームは加速する一方。続編にも期待が集まるが、まずは映画化での復活が濃厚だ。

 不屈の精神で不正や上司に立ち向かう銀行マン・半沢直樹が、42・2%もの高視聴率の“回収”に成功だ。連続ドラマの視聴率が40%を超えたのは、2011年12月の日テレ系「家政婦のミタ」以来。平成以降の連ドラでは、00年のTBS系「ビューティフルライフ」を抜き、13年ぶりにドラマの歴史が大きく動いた。

 歴代でも、現在の視聴率計測方法がスタートした77年以降で関東地区の4位に浮上(NHK連続テレビ小説と大河ドラマを除く)。関西地区では45・5%で歴代トップに輝いた。瞬間最高視聴率は午後10時17分の46・7%。取締役会で黒幕の大和田常務(香川照之)に土下座させた半沢が、中野渡頭取(北大路欣也)から関連会社への出向を言い渡される場面で、関西では50・4%にも上った。

 直木賞作家・池井戸潤氏の小説「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」を実写化。半沢の「やられたらやり返す。倍返しだ!!」などの印象的なせりふや、悪との息詰まる攻防が圧倒的な支持を獲得。今年放送の番組でも、6月のサッカーW杯アジア最終予選・日本代表×豪州の38・6%を上回り1位。初回(7月7日、19・4%)から一度も数字を落とさない右肩上がりを続け、最終回で初回の「倍返し」以上の視聴率となった。

 半沢が出向を命じられた場面で終了したことで、続編への期待は増すばかり。次作として考えられるのは映画だ。最新単行本の「ロスジェネの逆襲」は「東京セントラル証券」に出向後の半沢が、企業買収のアドバイザーとして就職氷河期世代が率いるIT集団と対決するスピンオフ的な作品。ドラマ版の主要キャストがあまり出演せず、ストーリー展開も2時間半程度の「映画向き」な作品であることから、すでに複数の映画関係者が水面下で争奪戦を開始しているとみられる。

 「ロスジェネ―」の続編にあたる「銀翼のイカロス」(連載中)は出向を終え本店に戻った半沢が航空会社の闇に迫る作品。池井戸氏も連ドラのヒットを受け、黒崎(片岡愛之助)や大和田らメーンキャストの返り咲きを構想しているといい、映画から連ドラ続編という流れになりそうだ。

 堺はこの日、10月スタートのフジ系連ドラ「リーガルハイ」(水曜・後10時)の撮影に参加。関係者によると「半沢―」効果でさらにオファーが殺到。来年中はコンスタントに仕事が入っている状況だ。続編に取りかかれるのは再来年以降になりそうだが、ファンの期待に応えて復活が早まる可能性もありそう。堺の高らかな「倍返しだ!!」の声が再び聞ける日はそう遠くなさそうだ。

[2013/9/25-06:00 スポーツ報知]

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