交代を告げる中日・高木監督=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)【拡大】
中日は24日、名古屋市内で球団役員会を開き、今季が2年契約最終年となる高木守道監督(72)の退任を了承した。25日にも2001年以来12年ぶりとなるBクラスが確定するため、同監督は責任を取って辞意を表明する見通し。後任はOBの立浪和義氏(44)=野球解説者=を軸に検討される。中日はこの日、3位広島との3連戦初戦で逆転負け。25、26日のうち1つでも負ければ4位以下が決まる状況で、高木監督は「試合を見とったら差は歴然。こうしちゃったのはわたしの責任」と白旗を掲げた。
役員会に出席後、ナゴヤドームで試合を観戦した白井オーナーは「(新監督に)こういう人がおらんかな、というのはあるけれど、ない望みを言ってばかりいても仕方ない」と話すにとどめた。
(紙面から)