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UPDATE 2-独IFO業況指数、9月は1年5カ月ぶり高水準 予想は下回る

2013年 09月 24日 18:49 JST
 
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[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所が24日発表した9月の独業況指数は107.7で、8月の107.6(改定)から改善した。1年5カ月ぶり高水準となり、ドイツ経済が着実に回復していることが示された。ロイターがまとめたコンセンサス予想の108.2は下回った。

発表を受けてユーロが下落。株式市場は上昇分を取り消す展開となり、独連邦債先物は上昇した。

ヘラバのエコノミスト、ラルフ・ウムラウフ氏は「ドイツ経済は勢いが増している。第3・四半期の成長率は再び力強いものとなるはずだ」と述べた。

22日に投開票が行われた独連邦議会(下院)選挙では、メルケル首相の保守系与党が20年強ぶりの大勝利を収めた。景気が比較的持ちこたえていることが後押しした。

ウムラウフ氏は「政治的な側面から言えば、最後まで行方が分からないような状況で生じる景況感へのリスクを回避するため、実行力のある政権を樹立することが現時点では重要」と指摘した。

現況指数は111.4で前月の112.0から低下した。予想の112.5も下回った。

一方、期待指数は104.2で前月の103.3から改善。予想の104.0を上回った。今後の見通しに関する企業の楽観的な見方が反映されている。

製造業者は今後の見通しをここ2年で最も楽観視しているものの、企業は全般的に現在の状況をより悲観視しているようだ。

輸出が上向くことを企業が期待していることも示された。

 
 
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市場で意識される景気の弱さ

日米欧で金融緩和の継続が期待されている一方、マーケットは、超緩和政策の裏側に存在する景気の弱さを感じている。
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