Tuesday, September 24, 2013

Public Security Intelligence Agency

Public Security Intelligence Agency

日本語では「公安調査庁」です。

私はお付き合いはありませんが、母の知人がお付き合いがありまして、いくらかお話は聞きました。お付き合いといっても、監視されるだけのお付き合いですが(T_T)

日本語Wikipediaによりますと 

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 日本国内に関しては、旧オウム真理教(現Alephひかりの輪)、宗教法人顕正会[1][2][3]、犯罪組織(暴力団)、日本共産党革マル派中核派などの新左翼右翼団体行動する保守朝鮮総連 などの情報を、警察とは時に協力しつつ、また時には反目しつつ独自に収集している。2001年(平成13年)9月の「9.11米国同時多発テロ事件」以降、アルカイダなどのイスラム過激派発見にも力を注いでいるとみられる。

武力革命を当面は棚上げしたとされる日本共産党の調査については、現在の情勢を見る限り、そのエネルギーを国際テロ組織カルト宗教・国外の工作員機関に向けるべきでは、との意見もある。また、「白装束集団」として世間を騒がせたパナウェーブ研究所のようなカルトとされる団体についても「特異集団」として、情報収集を行っているとみられるが、信教の自由との絡みもあるためか、詳細は明らかにされていない。
一部の労働組合労働争議支援団体、反戦運動・反基地運動、反核運動原発反対運動、市民オンブズマンなど行政監視グループ、部落解放・女性解放など人権擁護運動(アムネスティ・インターナショナル自由法曹団日本国民救援会青年法律家協会等)、消費者団体(生活協同組合や産地直送運動・環境保護団体)、言論団体(日本ペンクラブ日本ジャーナリスト会議等)などについても情報収集を行っているとされ、これらの団体から「調査・監視対象化は不当」と非難されている。
日本共産党の監視とは別に、国政選挙に関する情報収集を行い、内閣に報告している。なお、同庁のホームページの動静調査には左右諸団体の活動報告がアップされている。
また、在日特権を許さない市民の会チーム関西といったいわゆる「行動する保守」団体に対しても情報収集を行っている。2011年(平成23年)度版「内外情勢の回顧と展望」にて、「排外主張を掲げ執拗な糾弾活動を展開する右派系グループ」として初めて採り上げた。
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「排外主張を掲げ執拗な報道をする」産経新聞社も調査対象にするのが筋ではないかと思いますが、本稿とは関係ありません。

母の知人の場合であれば、環境保護団体に類別されるのかもしれませんが、ある地方空港の建設に反対する人びとの指導者的な立場の人でした。私には見えないところで、環境保護も訴えておられたのかもしれませんが、当時の集会やビラなどを見る限りでは、環境を壊すから反対ではなく、どう考えても採算が取れず、莫大な負債を残すという観点から反対していたようです。むろん「開発」が遅れていた空港計画の現地の立場と、「開発」が進みすぎていた近隣の大都市住民の立場とは異なり、大都市住民には環境保護運動として認識されていたかもしれません。

いずれにしても、国が主導する空港建設計画ではなく、国の資金が流れ込む余地はあったかも知れませんが、基本的には地方自治体の空港計画なのに、公安調査庁になんの関係があるのか分かりません。

その母の知人によると、いつも同じナンバーの車両につけられていることから分かったそうです。その人と交際があった母も、いつしか調査対象にされていました。

その知人によれば、空港に反対するということは、少なくとも現地の土建業者には憎まれることになるので、暴力的な威嚇を受けることも珍しいことではなかったそうです。土建業者かその他の空港建設に利害関係を持つものかは不詳ですが、その知人が暴漢に襲われて、袋たたきにあっていたのに、公安調査庁の職員は、警察に通報することもなかったそうです。

公安調査庁としては、警察に通報するのは「業務外」なのかもしれませんし、成り行きに任せるのが情報機関というものかもしれませんが、公務員が一般市民が暴力を振るわれている現場をみながら放置するとは、やはり問題がありそうです。

ちなみに、その知人の息子さんは「トレンディー・ドラマ」の主役になれそうな職業の方で、その知人そのものも、共産党とも新左翼とも無関係な人です。その人による共産党に対する厳しい批判は、私も聞きました。「共産党にだけは支持されたくない」と・・・。

母とは、その人の息子さんが白血病で治療について相談を受けていました。残念なことに、お若いのに亡くなられました。

空港ですが、建設計画そのものは残っていますが、事実上、計画放棄にまで追い込まれました。ただ、ある毎日新聞の記者さんによると、空港の建設をやめただけで、空港に通じる道路他は完全に整備されていて、環境保護という意味では失敗ではないかとのことです。空港建設予定地だけが荒地になっているそうで、周辺にはコンクリートで固められてしまっているとかです。。。