「イラク戦争時と同じ」米の“断定”をロシアけん制(08/27 14:00)

 アメリカ政府は、先週、シリアで化学兵器が使用されたと断定しました。さらに、攻撃はアサド政権によるものとみて、ほぼ疑いがないとしています。

 ケリー米国務長官:「(犠牲者の数や症状などの)報告は、シリアで化学兵器が使われたという現実を強く示している」
 ケリー長官は、アサド政権側だけが「化学兵器を保管し、ロケット弾で撃つ能力を持っている」と述べて、政権側が使用した可能性を強く示唆しました。こうしたアメリカの動きを受け、アサド政権と関係が深いロシアのラブロフ外相は「10年前のイラク戦争の時と同じシナリオだ」と強くけん制しています。

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