どんぐり運びとは

豊かな森を再生させるまでの間、山の実りの凶作年に
都会のどんぐりを拾い、山間地の地元の方々と協力して
食糧が無くて人里に出てこざるをえないクマをはじめとする山の動物たちに届け、人間のところに出てこないようにすることです。

私たち日本人の祖先は、保水力豊かな森をつくってくれている野生動物に、
生きとし生ける全てのものに畏怖と畏敬の念をもち、
手を合わせて祈りました。
野生動物への分かち合いの心をもっていました。

どんぐりを拾う

都会の公園、学校、庭等にあるどんぐりをおくってください。
注意! 動物のいる山でのどんぐりの採取はしないでください。

どんぐりの保管

どんぐりは、ビニール袋等の通気性のない袋で長時間保管しますと腐ります。
麻袋(ドングロス)、ダンボール箱(内部に新聞をひく)などの通気性のある箱で保管して下さい。
ゾウムシがついていても気にせず、そのまま送ってください。

どんぐりの送付先

送付先は、かわっていきますので日本熊森協会本部までお問い合わせください。

どんぐりを運ぶ

今年のどんぐり運びは、山だけではなく、、現地の方々に教わりながら、クマが集落にでてくる道の奥にも置いています。集落の裏山に置く場合は、簡単ですから、はじめての方でもご参加いただけます。

これまで熊森の運んだどんぐりを何頭ものクマたちが食べて殺されずにすんでいます。どんぐりを50kgずつ小山にしておくと約一週間もちます。