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東京国際映画祭 出品作を発表9月19日 21時4分
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来月開幕するアジアで最大規模の「東京国際映画祭」の出品作が19日発表され、最優秀賞を競う部門に日本からは2本の作品がノミネートされました。
東京国際映画祭はことしで26回目を迎え、最優秀賞を競うコンペティション部門には、過去最多の1400本以上の応募の中から15の作品が選ばれました。
このうち日本の映画は、18歳の浪人生、朔子の青春を描いた深田晃司監督の「ほとりの朔子」と、長崎県の五島列島を舞台に人間の欲望を見つめた榊英雄監督の「捨てがたき人々」がノミネートされました。
19日に都内で開かれた記者会見には2人の監督も登場し、このうち深田監督は、3年前、東京国際映画祭の別の部門での受賞が海外の映画祭への足がかりとなったことを挙げ、「この映画祭で、世界を相手に映画を作ることを学びました。メーンの部門で戻ってくることができて、監督冥利(みょうり)に尽きます」と話していました。
また、映画祭では、ことしからアジアの新鋭の監督の作品をいち早く紹介する「アジアの未来」という部門を新しく設けていて、日本からは蔦哲一朗監督の「祖谷物語ーおくのひとー」が出品されるということです。
東京国際映画祭は、来月17日から9日間にわたり、六本木などを中心に開かれます。
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