集団的自衛権:急進的な見直し 公明代表がブレーキ役強調
毎日新聞 2013年09月24日 22時00分
公明党の山口那津男代表は24日、東京・内幸町の日本記者クラブで講演し、安倍晋三首相が憲法解釈の見直しで集団的自衛権の行使容認を目指していることについて「国民が懸念するような方向に(政府が)急進的に、一方的に進めることがあれば、我々は堂々と言うべきことは言う」と述べた。連立与党の一員として、公明党がブレーキ役を果たす考えを強調した。
また、山口氏は「優先順位は経済再生には及ばない。連立政権の中で優先順位を整える役割を果たしていきたい」とも述べ、行使容認を急ぐ必要がないとの認識を改めて示した。【福岡静哉】