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9月21日(土)、企画展「MACROSS:THE MUSEUM」の関連イベントとして、マクロスのキャラクターデザインを手掛けるイラストレーター・美樹本晴彦さんのミュージアムトークを開催、メカニカルアートを手掛ける天神英貴さん、角川書店の辻壮一さんとともに、30年前のマクロス制作秘話やマクロス関係者をめぐるエピソードを披露されました。
サイン会では、特製の色紙にサインしてもらいました。
7月29日(月)・30日(火)、夏休み企画「マンガを描こう」を開催しました。
テーマは「新種発見!?」。「誰も見たことがないような生物の発見」をストーリー仕立ての4コママンガにします。先生にアドバイスをもらいながら、まずはシャープペンシルで下描き。頭を抱えながら考えます。
下描きの後は、下描きをなぞる「ペン入れ」をしていきます。皆さん真剣な表情です。
最後に色を塗って完成を目指します。なかには色を塗らずにモノクロの4コママンガを描く人も。
恐竜や動植物の新種、まったくの未知の生物など、たくさんの4コママンガ「新種発見!?」が完成しました。皆さんの作品は8月31日まで館内で展示しました。
7月27日(土)、企画展「MACROSS:THE MUSEUM」の関連イベントとして、マクロスのメカニカルアートを手掛ける天神英貴さんのミュージアムトークを開催、サプライズ登場されたアニメーション監督の河森正治さんとともに、バルキリーの魅力や、本展のために天神さんが制作監修された、VF-1Sバルキリー実物大コックピット制作の苦労などを話されました。
サイン会では、ミュージアムショップで購入されたグッズにサインしてもらいました。
6月22日(土)・23日(日)、JRA阪神競馬場で「宝塚物産展・手塚治虫記念館PRブース」を出展しました。同じ市内にある阪神競馬場でのPRブース出展は手塚治虫記念館として初めてで、23日に「第54回宝塚記念」が開催されるのに合わせて開催前日から出展。記念館について随時ご案内し、さらに記念館ミュージアムショップで販売しているグッズの一部をPRブースでも販売。小雨にも関わらず、競馬ファンをはじめとする多くの方に購入いただきました。特にアトムやレオ、ブラック・ジャックをはじめとしたキャラクターの両面キーホルダーが好評で、「かわいい」という声がありました。また宝塚記念でデビューした宝塚市観光大使リボンの騎士「サファイア」の二人も記念館をPRしました。
6月15日(土)、「日本SF作家クラブと手塚治虫」関連企画として、橋爪紳也ミュージアムトーク「手塚治虫とEXPO'70」を開催しました。手塚治虫と大阪万博の関わり、特に手塚治虫がプロデュースしたフジパンロボット館について話されました。ジャンケンロボットやおしゃべりロボットなどユニークなロボットに出会える館のテーマは<子どもの夢>。「ロボットを役に立つテクノロジーとして紹介するのではなく非実用・遊び・願望として見せた。大阪万博のテーマ『人類の進歩と調和』への応答であり文明批評」という話は手塚マンガとも重なります。万博閉幕後、ロボット館は愛知青少年公園(現・長久手市)に移設、館建物が老朽化により解体された後、ロボットの一部は公園内の愛知県児童総合センターで展示、その後センターが2005年愛知万博のロボットステーションとなり2回目の万博登場、現在は同センターのロボットシアターで展示され、ロボット楽団が演奏しています。
5月18日(土)、「日本SF作家クラブと手塚治虫」関連企画・豊田有恒ミュージアムトーク「手塚治虫とSF作家たち」を開催しました。豊田さんは手塚アニメの脚本を数多く手掛けました。学生時代に「自作の『時間砲』をマンガにしてほしいと頼むと『アイデアが面白い。出版社に紹介する』と言われ、半月後に『秘書の出版社回りについていくように』と連絡を受け、回った3社のうち光文社で短編を執筆した」のが手塚治虫との出会いだそうです。小説家として手塚治虫の影響を受けていると感じるのは「徹底的に調べ、あらゆることに好奇心を失わないこと」。「鉄腕アトム」(1963年放送開始)では20話近くの脚本を手掛け、「イルカ文明」が全193話の中でも最高の視聴率を記録したことなど、テレビアニメ黎明期の制作現場の、活気に満ちた様子が伝わるお話でした。
4月27日(土)〜5月14日(火)、手塚治虫記念館開館20周年プレ企画「大阪芸術大学キャラクター造形学科×手塚プロダクション共同制作アニメ『ガロン』完成披露上映」を開催しました。大阪芸術大学の学生がガロンをはじめとするキャラクターをどう扱うか企画し、その企画を基に手塚プロダクションがアニメとして制作、来年に開館20周年を迎える手塚治虫記念館で上映しました。なお、アニメ「ガロン」は大阪芸術大学キャラクター造形学科で教材として使用されます。
4月27日(土)、スキップ楽団ミニコンサート♪を開催しました。鉄腕アトムの誕生と当館が開館した4月に合わせて開催される恒例のミニコンサート。今回は、ドラムのおかやんに代わってトモちゃん(左)と、キーボードのノッポさん(中央)、バイオリンのはかせ(右)の3名です。トモちゃんの明るく美しい歌声にうっとりし、楽しいクイズに盛り上がりました。台湾からのお客様も参加し、大いに沸きあがりました。最後はアトムも登場し、みんなで一緒に踊って、元気いっぱい楽しいコンサートとなりました。
4月21日(日)、「日本SF作家クラブと手塚治虫」関連企画・辻真先ミュージアムトーク「『ふしぎな少年』から『ジャングル大帝』まで〜手塚治虫の発想法」を開催しました。旧制中学4年のときから手塚マンガ「メトロポリス」のファンだった辻さんは、NHK時代に特撮ドラマ「ふしぎな少年」の製作演出で初めて手塚治虫に出会ったそう。NHK退社後の虫プロでも「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」をはじめとするアニメ脚本で、手塚と一緒に仕事をしたとのこと。脚本について、手塚から何度も「もう少し奇想天外にならないか」とのダメだしはあるものの、「手塚先生はあまり具体的に意見を言うことはなかった」というエピソードも。現在では「名探偵コナン」のアニメ脚本家をされており、夜にはお酒を飲みながら、様々なアニメを観ているという辻さん。特撮ドラマ生放送の大変さ、アニメ脚本の難しさについて語っていただいた1時間でした。
3月23日(土)、「日本SF作家クラブと手塚治虫」関連企画・梶尾真治ミュージアムトーク「手塚治虫のSFマンガ」を開催しました。4歳のころに読んだ「流線型事件」以来、手塚作品の影響を受け続け一時はマンガ家を目指し、「画風を妄想しながら」小説を書くという梶尾さん。手塚SFについて「人間と知的生命体の交流を試行実験的に描き、ライオンブックスシリーズ(1956年〜57年)の『白骨船長』など空想科学小説に無い尖った作品で時代を先行した」と評されました。また、自著「未踏惑星キー・ラーゴ」の手塚直筆表紙絵を会場で初披露。「行方不明だったが3日前に見つかった」とのこと。「千夜一夜物語」(69年公開)を撮り終えた頃の手塚治虫サイン会で「いつか自分の長編に表紙を描いて」と頼んだら「いいよ」と返事をもらい、その後「火の鳥2772」(80年公開)試写会で重ねて直訴、ようやく実現したそうです。表紙絵は近日中に同展で展示します。
3月9日(土)、ソリオホールで手塚治虫記念館開館20周年プレイベントとして、谷川俊太郎さん、谷川賢作さん、小室等さん、こむろゆいさんのW親子出演による「言葉とうたのコンサート」を開催しました。オープニングは、宝塚を拠点に活躍した現代美術家・故元永定正さんが絵を描いた「もこ もこもこ」を、作者の俊太郎さんが朗読。俊太郎さんの作詞、賢作さんの編曲で少し哀愁を帯びた「鉄腕アトム」主題歌など、歌と詩の朗読、おしゃべりたっぷりのひとときを楽しみました。
2月2日(土)、細川貂々ミュージアムトーク<「ツレうつ」から宝塚歌劇まで・・・貂々ワールドへようこそ>を開催しました。高校時代に友人の一言でマンガ家になれないと諦めていたけれど、専門学校時代にツレさんの言葉でマンガ家を目指す気持ちになったことや現在の宝塚での暮らしなど、さまざまなエピソードを披露。「ツレがうつになりまして」を描き始めたのは、身近な人にうつ病のことを分かりやすく伝えられたら・・・と思ったことがきっかけだったそうです。手塚治虫ファンのツレさんの影響で、手塚マンガにも親しんでいる貂々さんは、「新・聊斎志異 お常」を読んだとき「人間が実は一番恐怖であることが恐ろしく、思わず放り出してしまった」とのこと。聞き手のまんが評論家・村上知彦さんの「貂々作品評」に、うなずきながら聞き入る貂々さんの姿が印象的でした。
1月26日(土)、桐木憲一ミュージアムトーク<シャッターガールで街歩き〜宝塚編〜>を開催しました。宝塚を舞台に描く「宝塚合宿編」を収録した「東京シャッターガール」第2巻の発売を記念したもので、作者の桐木憲一さん、宝塚編の取材に同行した手塚治虫の長女・手塚るみ子さんが登壇。宝塚編は、「桐木さんの心を通して主人公・夢路歩に手塚のふるさとを描いてもらいたい」という、るみ子さんの着想がきっかけで生まれたそう。桐木さんは、「宝塚を歩いて、自然や建物・人から生活観を感じ、手塚先生がここを歩きながらネタを考えていたのかなと、実在の人物としてリアリティを感じた。その場所や建物が残っていることも重要」と感じたそうです。また、客席からの質問に答えながら「東京シャッターガールでは背景も重要な要素。しっかりと描いていきたい」と意欲を見せました。
1月6日(日)、「神谷徹ストロー音楽のワンダーランド」を開催しました。記念館では4回目の開催。写真は「鉄腕アトム」をイメージしたストロー笛です。
今年は新作「赤とんぼ」を演奏。指から近い穴のあるストローと指から遠い穴のあるストローを組み合わせた笛で、二重奏を1人で奏でます。
時おり披露されるストロー笛のつくり方に驚きの声があがるとともに、目でも耳でも楽しめるユニークな笛たちに、子どもも大人も笑い声と拍手で会場がいっぱいになりました。
※記念館だより:2013年・2012年・2011年・2010年・2009年・2008年・2007年 |
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