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最終更新:2013年9月24日(火) 10時25分

八王子3人射殺、カナダの裁判所“中国人引き渡し”支持

 1995年、東京・八王子市のスーパーで女性3人が射殺された強盗殺人事件で、実行犯を知っている可能性のあるカナダ在住の中国人の男について、カナダ・トロントの裁判所は23日、日本への身柄引き渡しを認めた一審の決定を支持しました。

 この事件は1995年、東京・八王子市の「スーパー・ナンペイ」でアルバイトの女子高校生ら3人が拳銃で射殺されたものです。この事件では現在カナダに住んでいる中国人の男が実行犯を知っている可能性があるとみられています。

 警視庁は、この男が2002年にパスポートを不正に取得して日本から出国した疑いがあるとして、旅券法違反の容疑で逮捕状を取り、カナダ当局に身柄の引き渡しを求めています。

 カナダでの一審は男の身柄引き渡しを認めましたが、これを不服とした男が控訴していました。

 男の弁護士によりますと、カナダ・トロントの裁判所は23日、男の控訴を棄却し、一審の身柄引き渡しの決定を支持しました。

 ただ、カナダの法務当局は旅券法違反容疑以外のことについては追及を受けないことや、中国に送還しないことを日本への引き渡しの条件とする方針で、すぐに身柄が引き渡されるかどうかは不透明な情勢です。(24日07:14)

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