中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

元裁判員「心身に傷」と陳述 ストレス障害訴訟で

2013年9月24日 17時52分

 強盗殺人事件の裁判員裁判で裁判員を務め、現場写真などで急性ストレス障害になったとして、福島県郡山市の女性(63)が、国に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が24日、福島地裁(潮見直之裁判長)で開かれ、女性本人が「裁判員になって心身に大きな傷を負った。このような苦しみを味わうのは、私で最後にしてほしい」と意見陳述した。

 国側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 原告側が「裁判員は意に反する苦役に当たり、裁判員制度は違憲だ」などと主張しているのに対し、国側は答弁書で「広く国民の司法参加を求めるための合理的な要請で、辞退できる制度も設けている」と反論した。

(共同)
 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ