パパの父親の母親、つまりばーちゃんは
良く「舶来品」という言葉を使った。
特に、アラジンの石油ストーブを自慢していた
煙が出なくて安全だったそうだ。
パパの母親のばばも、そういえば、
娘時代にオースティンなる外車に乗っていたようだ。
といっても、外車もへったくれも、日本車が
なかった時代だから仕方あるまい。
ちなみの、ばーさんは、よく「はばかり」なる
明治言葉も使っていた。
３世代同居にはパパは反対だが
こうした言葉の伝達は面白いと思う。
ところで、
日本製品と言えば、それこそ、ばーちゃんたちの
世代は、輸入品に劣るものであったわけだ。
しかし、パパの世代は、日本製品＝世界最高品質
という確固たる評判と認識のもとに生きてきたわけだ。
そんなパパは、最近、日本製品の品質を大いに憂う。
パパはにゃまだ電気で大きな買い物をするときには
多少金を払っても５年間保証を欠かさない。
だって、壊れるんだもん。
日本の将来をちょっびっこ憂うのであった。
しかし、世界で最も品質が低くくさっているのは、
日本のマスコミ、政治、野球の３つである。
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