靖国神社:韓国籍の男が侵入容疑 放火目的か
毎日新聞 2013年09月23日 20時34分(最終更新 09月23日 20時45分)
靖国神社(東京都千代田区)に侵入したとして、警視庁公安部は23日、韓国籍のカン・ヨンミン容疑者(23)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕したと発表した。逮捕直前、可燃性のトルエンとみられる液体入りのペットボトルを拝殿に投げており、放火目的とみて調べる。
発表によると、逮捕容疑は22日午後5時ごろ靖国神社の敷地内に侵入したとしている。調べに対し「(敷地内に)入ったのは間違いない」と認めている。
捜査関係者によると、同9時ごろ、巡回中の職員が南門近くのトイレ裏にいたカン容疑者を発見。同容疑者は拝殿付近まで逃げ、リュックサックから取り出したペットボトルを投げた後、職員に取り押さえられた。リュック内にはライターもあった。
同容疑者は21日に成田空港から入国。東京都中央区のホテルに宿泊していた。【岸達也】