文化庁は24日、2012年度の「国語に関する世論調査」の結果を公表した。
誤用が目立つ慣用句の意味を選択式で5つ出題したところ、「噴飯もの」「流れに棹(さお)さす」「役不足」「気が置けない」の4つで、本来の意味ではない回答が本来の使い方を上回る結果となった。「噴飯もの」では本来の意味の「おかしくてたまらないこと」(20%)を「腹立たしくて仕方ないこと」(49%)が倍以上上回った。
「ふだん手書きで文字を書くか」という設問では、「はがきや手紙などの本文」を手書きする人の割合は64%で8年前の調査を11ポイント下回った。「報告書やリポートなどの文章」では手書き派が30%にとどまり、前回調査より16ポイント減った。パソコンや携帯電話の普及に伴い、文章を手書きする機会が減少していることを裏付けた。
対面コミュニケーションに関する質問では、「自分の言いたいことが相手に伝わらなかった」経験がある人と、「人の言いたいことを理解できなかった」経験がある人の割合がともに6割を超えた。原因については、若い世代ほど「自分に問題がある」との回答が目立ち、対話に自信がない傾向がみられた。
国語調査
日経平均(円) | 14,732.61 | -9.81 | 24日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,401.38 | -49.71 | 23日 16:35 |
英FTSE100 | 6,561.75 | +4.38 | 24日 9:47 |
ドル/円 | 99.03 - .06 | -0.20円高 | 24日 17:42 |
ユーロ/円 | 133.75 - .80 | -0.55円高 | 24日 17:42 |
長期金利(%) | 0.670 | -0.020 | 24日 15:39 |
NY原油(ドル) | 103.59 | -1.08 | 23日 終値 |
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