初Vへラストスパート中のチームに頼もしい新戦力が結果を残した。楽天は23日の日本ハム戦(札幌ドーム)に5―0で快勝し、4連勝。2位のロッテが敗れ、優勝マジックは「3」となった。勝利の立役者はプロ初先発で7回1安打無失点の好投を見せ、2勝目を挙げた育成出身ルーキーの宮川将投手(22)だ。
「(前夜は)緊張して一睡もできなかった」という宮川だが、試合に入ると6回一死まで無安打に抑える好投。試合後は「ガムシャラに投げられたのが、良かったです」とホッとした表情を見せた。
ルーキーのうれしい誤算に星野監督も「びっくりしたな。低めにビシビシ決まって、将大(田中)が投げているかと思ったわ」と高く評価。この日は主力を休ませる意味もあって先発に抜てきされたが、今後は本来の中継ぎに戻る予定。いずれにしろ、チームには明るい話題となった。
昨年のドラフトで育成1位で指名されると入団後は二軍で頭角を現し、今年6月に支配下登録された。大体大出身で、レッドソックス・上原の後輩にあたる。偉大な先輩はレ軍で守護神を務め、ア・リーグMVP候補にもなっているだけに「刺激になります」という。
そのルーキーは上原が格言としている“雑草魂”の継承者。球団関係者によれば「宮川は育成出身ということもあって、一軍でプレーするようになった今も生活は質素。ファッションにも高いお金はかけないらしく、若い選手が買いたがるようなブランドバッグも持っていない。倹約家なんですよ。ただし野球の面では貪欲で、よく先輩に調整法を食い入るように聞いています」。
一方で「おっとりした和み系で、よく先輩投手からいじられている」(別の関係者)というから、天然キャラとしてチーム内の人気者でもある。
新ヒーローが日替わりで現れるチームのムードは最高潮。早ければ25日にも初Vが決まる。
南関東4競馬場の全レースと全国の地方競馬(一部)を発売する会員制場外馬券発売所・F-keiba(エフケイバ)木更津をミス東スポ2013・黒沢美怜とミス東スポ2012・櫻井りかの2人がグラビアアイドルの“勝負服”水着で紹介!
ボートレース住之江で開催されていた「第25回大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」は16日、第12Rで優勝戦が行われ、インからコンマ09のトップスタートを決めた中里優子(埼玉)が逃げ切り快勝した。
「GⅠ第56回オールスター競輪」決勝(17日)は地元の後閑信一(43)が、2角まくりを決めて優勝。2006年7月寛仁親王牌以来、3回目のタイトルを手にした。