トップ > スポーツ > 野球 > 初白星の東浜「もどかしかった」

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

初白星の東浜「もどかしかった」
2013年09月24日 11時00分

初勝利の東浜と秋山監督

<ソフトバンク5-4ロッテ(23日)>ソフトバンクの東浜が念願のプロ初勝利を飾った。23日のロッテ戦(QVC)に先発し6回を3安打3失点。味方打線の援護もあり、プロ3戦目にしてうれしい初白星をゲットした。先発陣の台所事情が苦しい中“遅れてきたルーキー”の活躍は、チームにとって何より明るい材料だ。この勝利で2位ロッテとは再び1ゲーム差となった。

 一歩間違えば、ガタガタと崩れていたかもしれない。だが鷹のルーキーは苦しみながらもギリギリのところで踏みとどまった。

 1点をリードしてもらった2回は一死一塁からブラゼルにカーブをはじき返される。打球は風速6メートルの風に乗って右中間席に飛びこんだ。この一発で逆転を許したが、後続2人を退ける。6回二死では井口にスライダーを左翼席へと運ばれたものの、続く今江のピッチャーライナーをすかさず取り押さえ、悪い流れを断ち切った。

 初回には荻野貴の左翼ポール際への打球をファウルと判定されたことに対し、伊東監督が抗議。ビデオ判定の結果、判定は覆られなかったが、試合は一時中断となった。また審判からロージンのつけすぎを注意されたが、ルーキー右腕は「何も考えずにいつものように投げることだけ考えていました」と自分のペースを貫いた。許した得点はすべてホームラン。味方が得点した直後に失点し、2度も追いつかれたのは今後に向けた大きな課題だ。本人も「大事なところでの一発は反省です」。それでも3〜5回はすべて3者凡退に抑え、捕手の細川は「前とは全然違った。真っすぐも良かった」とうなずいた。

 ここまで長い道のりだった。即戦力と期待され4月は2度先発したが、どちらも結果を残せなかった。すぐに二軍行きを命じられ、5月末から1か月ほどミニキャンプを張って、体力強化に努めた。ランニングやウエートトレを徹底的にこなし、体もひと回り大きくなった。 他球団のルーキーが一軍で活躍する中、二軍での生活は約5か月も続いた。同期のライバルのように一軍でプレーできない自分に、常にもどかしさを感じていたという。

 苦しいときを経て一軍に戻ってきた東浜を、味方打線は積極的に援護した。初回は先頭・中村が中前打で出塁。今宮が犠打で送って長谷川が適時打するという得意のパターンで1点を先制。1点をリードされた5回は内川が横浜時代の2004年、09年に並び自己最多タイとなる17号2ランを放った。同点とされた直後の7回は松田が勝ち越しの2点適時打。東浜の亜大の先輩は「あそこで打って(東浜に)勝ちがつくと思ってなかった。ビックリ玉手箱」とおどけた。

 ルーキーで連敗を止め、ロッテ戦での3タテを回避した鷹軍。これからは大事な戦いが続く。秋山監督は「残り10試合だもんな。負けられない」と気合を入れ直した。





ピックアップ
ミス東スポがF−Keiba木更津を“勝負服”でリポート!
南関東4競馬場の全レースと全国の地方競馬(一部)を発売する会員制場外馬券発売所・F-keiba(エフケイバ)木更津をミス東スポ2013・黒沢美怜とミス東スポ2012・櫻井りかの2人がグラビアアイドルの“勝負服”水着で紹介!

「大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」中里イン逃げV
 ボートレース住之江で開催されていた「第25回大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」は16日、第12Rで優勝戦が行われ、インからコンマ09のトップスタートを決めた中里優子(埼玉)が逃げ切り快勝した。

京王閣GⅠ「第56回オールスター競輪」後閑信一が大復活のV
「GⅠ第56回オールスター競輪」決勝(17日)は地元の後閑信一(43)が、2角まくりを決めて優勝。2006年7月寛仁親王牌以来、3回目のタイトルを手にした。

おすすめコンテンツ
峯岸がAKB研究生を毎週1人ずつ紹介します

サバイバルオーディションのファイナリスト10人が決まった。

東スポ動画
「GⅠ第56回オールスター競輪」は地元の後閑信一が復活の激走V。2006年7月寛仁親王牌以来、3回目のタイトルを手にした。
注目コンテンツ
開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。