2013年02月12日

家庭用耐火金庫を溶断で解体処分する方法

   
   
ブログ

先日は他社から応援要請が入り他社の建物の解体工事の現場に出てました。
現場に処分品として家庭用耐火金庫が2台ほどありました。
1台で100kg弱ほどありめちゃくちゃ重い金庫くず。
金庫くずは大抵は処理するのに処理費が発生します。
金庫くずって重くて鉄の塊に見えますが実際には外張りの鉄板と内張りの鉄板の間にコンクリートのような軽石みたいな物が流し込んであるので重いです。
重量の半分以上は石のような物なので逆有償の処分費用が発生します。
時間が少しだけあったので耐火金庫を現場で溶断して解体して鉄スクラップと瓦礫くずに解体分別してしまいました。
金庫はバール1丁ぐらいではとても解体は出来ません。
驚くほど頑丈に造られてます。
バール1丁ぐらいで解体出来る金庫はそれは金庫とは呼べないよね。
泥棒が来て金庫を簡単に壊せたら中に仕舞ってある貴重品などが簡単に盗めてしまいますから。
金庫を解体するにはとりあえず溶断が1番ですが手っ取り早いです。
鉄を溶かして切る。
ガスや電気で。
刃物ではたぶんなかなか壊れないんじゃないかと。
例えばエンジンカッターやベビーサンダー(ディスクグラインダー)などでは。
とりあえず画像のような按配で外側の鉄板を4枚に切断して開きます。
あとは大ハンマーやバールなどの工具を使い鉄板に付着してる石を叩き落したり剥がし落としたりします。
もちろん扉も解体します。
扉の内部にも石が入ってます。
あっと言う間に解体した。
これで鉄くずと瓦礫くずに分かれるので鉄は鉄スクラップとして売却して瓦礫は瓦礫として処分すればOKです。
   
   
   
mark2mx40 at 20:42│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
記事検索