警告
この作品は<R-18>です。
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番外編 多数視点
番外編 とあるエッチシーンはアニメでいう水着回のよう
「助けるから! 絶対助けるから!」
そう言って尾方さんは逃げて行った。絶対そうだ。被害が及ばないように安全な所へ逃げたんだ。私を助けるなんてただの口実。助かることなんてできない。犯されているのだから、もう私は人間として生きられない。
私の人生のエピローグがこんな終わり方だったなんて思わなかった。好きな人に想いを伝えることもできず彼氏を作ることもできずデートすることもできず終わってしまう。
私は、なんの為にこの世に生き続けてきたのだろう。
「あっ…………ん……」
悔しくて哀しくて泣いているから声が出たのか。
気持ち良くて感じているから声が出たのか。
前者だ。誰が犯されているのに悦んで喘ぎ声なんて出すか。
でも……、気持ち良い。悔しい。
おっぱいを揉まれて、おちんちんを挿入されて、女を感じてしまっている。八重樫君ではなく、楢赱君に犯されているのに。
熱い。何回射精するんだろう。
もう吐き気がする。好きでもない人だった者に射精されて悦ぶなんて私はそこまで馬鹿女なんかじゃない。そう頭で思っていても、その者に犯されて感じてしまっているのだから馬鹿だ。心と体は完全に繋がっているわけじゃないのだから制御のしようがないにしても。
せめて声だけは、喘ぎ声だけは出さない。私の抵抗。
こんなことして相手にとって何になるのか知らない。分かっている。何もならない。けれど、これを貫けば私はまた私としていられる。おっぱいを揉まれて、乳首を弄れて、マンコに挿入され、キスをされて、汚れていても心だけは奪われない。体が感じていても心は感じない。心までは犯されない。
また楢赱君が胸に顔を埋めた。乱暴に揉むのだ。痛いから嫌だ。
しかし予想とは違った。乳首に舌が這った。痛みはなくソフトだった。
「あっ……ん」
あ、あ、あ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああわたしはわたしはわたしは――――――――。
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