Creative Cloudの有償ユーザー数が100万人に

アドビは本日、Creative Cloudの有償ユーザー数が全世界で100万人を越えた事を発表いたしました。日頃よりご支援いただいておりますお客様へ、この場を借りて深く御礼申し上げさせていただきます

A Broader Canvas for Innovation

また、いよいよ本日よりPhotoshop 写真業界向けプログラムが提供開始となりました。Photoshop CS3以降のユーザー向けに、月額1,000円でPhotoshop、Photoshop Lightroom、20GBのオンラインストレージとオンラインポートフォリオサービスのBehance ProSiteをご利用いただける、フォトグラファー向けの特別なプランとなっております。2013/12/31までにお申し込みいただいたお客様は、メンバーシップの更新以降もずっと月額1,000円でご利用いただける、非常にお得なプランですので、この機会にぜひ導入をご検討ください。

また、Photoshop Lightroomは本日最新のアップデートである5.2をリリース。様々な機能強化と新たに19のカメラへの対応を追加いたしました。(Lightroom 5.2に関する詳細はこちらをご参照ください)

Creative Cloudは今後も最新のテクノロジーを提供し続けていくとともに、サービスをご利用いただいている多くのお客様のニーズにお応えしたいと思っております。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

新しいクリエイティブのためのツール

※当資料は2013年9月17日にアドビのブログにポストされた記事を翻訳したものです。

新しいクリエイティブのためのツール

アドビ システムズ社 Experience Design担当バイスプレジデント

マイケル ガフ(Michael Gough)

 

5月に開催したAdobe MAX 2013でに発表において、Creative Cloudがイノベーションにとっての機会と推進力となり、また最終的には新しい世代のクリエイティブに能力を提供するものになることをお伝えしました。また新たなクリエイティブ ハードウェアに関する取り組みについても明らかにしました。

本日、この方向性の延長上にある2つのマイルストーンを発表できることを喜ばしく思います。アドビは、クラウドベースのペンであるProject Mightyとデジタル定規であるProject Napoleonについて、技術探索フェーズから製品計画フェーズに移行します。2014年上半期のMightyとNapoleonの出荷に向け、アドビはアプリケーションとサービスを組み合わせたクリエイティブなデバイスというビジョンを共有する、Adonit社と提携します。

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Projects Mighty (ペン)、Napoleon (デジタル定規)とiPad版Parallel (アプリ)

またジョシュア デイビス(Joshua Davis)、ディラン ロスカバー(Dylan Roscover)、アニタ フォンテーン(Anita Fontaine)をはじめとする多数のアーティストが制作した、セルフポートレートを打ち出した、新たな「I am the New Creative」キャンペーンも発表しました。アドビは世代はツールによって定義され、また人々があらゆる場所で作品を生み出し、新しい媒体の可能性を探り、またアイデアの赴くままにどこへでも行くことができるべきだと考えています。

A Broader Canvas for Innovation

 

新しいクリエイティブツールのProject MightyとNapoleonは、ペンと紙が持つ正確さ、表現力、および使いやすさを、デジタル製品とCreative Cloudが提供するすべての利点と組み合わせることにより、デジタル クリエイティビティをさらに発揮しやすく、また自然なものにすることができると確信しています。Adobe MAX 2013のデモで紹介したように、Project Mightyは自然で表現力豊かなラインを描画することのできる感圧ペンです。これをCreative Cloudに接続し、自分のデジタル資産、ブラシ、カラーなどをどこへでも持ち運び、異なる機器の間でのコピー&ペーストやその他の作業を可能にします。

私たちの本来の仕事はソフトウェアのデザインであるため、このハードウェアのファミリーがソフトウェアにどのような影響を及ぼすかについても検証しています。アドビでは、世界中で何百万人ものクリエイティブ分野の人々が信頼を置くAdobe IdeasやPhotoshop Touchなど、クリエイティブの分野で最も普及しているタブレット向けアプリケーションの幾つかを先駆けて開発してきました

本日はこの分野の、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによるエクスペリエンスを力強く推進する新しいプロジェクトのProject ParallelとProject Contourのプレビューも行います。Project ParallelはProject Napoleon向けに新しく設計、開発された、描画用のタッチアプリケーションです。Project Contourはいわば”形状を取り扱うKuler”というべきもので、写真やオブジェクト、シェイプなどをiPhoneに取り込み、iPad上でNapoleonを使うことにより建築スケッチ、作図、アイデア出しなどを簡素化することができます。これらを合わせることにより、クリエイティブなアイデアを簡単に、表現力豊かに記録することのできる、アドビ社が「straight line sketching」と呼ぶ操作が実現します。

自然なインターフェイス、クラウドへの接続、および今回登場した新しいハードウェアを通じ、次世代のクリエイティブのためのツール開発を開始すると共に、デザイナーにとっての作業場を構築し直しています。アドビが取り組む、この次なるイノベーションを楽しみにしています。今年は楽しい1年になると予想しており、現在開発中の内容を少しでも早くお伝えしたいと願っています。最新の情報に付いては、こちらのサイトをご覧下さい。

マイケル ガフは、デジタルが実現する次世代エクスペリエンスを開発する、100名を超えるメンバーから構成されたExperience Designチームのリーダーです。マイケルは長年にわたってデザインのエバンジェリストであると共に次世代のクリエイティブの支援者であり、従来とは一線を画したデザインと技術的イノベーションによってエクスペリエンスの限界を押し広げ続けてきました。

マイケルのツイッターは以下をフォローしてください:@michaelgough_

PhotoshopとLightroomユーザー向けに月額1,000円の新たな提供方法を発表

PhotoshopWorld 2013にてPhotoshop CCとLightroomのロードマップが明らかに

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アドビは、現在ラスベガスで開催中のPhotoshopWorld2013にて本日行われた基調講演において、フォトグラファーのワークフローの進化について講演を行い、Photoshop®Creative Cloud™Lightroom®の今後のロードマップを発表しました。また先進的なデジタルイメージングをモバイル機器でも可能にすると共にCreative CloudコミュニティとBehance®への接続と共有を推進する、開発中の新たな技術も紹介しました。

PhotoshopWorldの基調講演の模様はこちらのサイトに24時間以内に掲載される予定です。

アドビはまた、現在Photoshop CCを含むCS3以降のPhotoshopを利用中のフォトグラファー向けに、新たな提供方法も発表しました。

Photoshop CS3以降をお持ちのお客様には、わずか月額1,000円で以下のすべてを含むCreative Cloudメンバーシップが特別に提供されます。

  • Photoshop CC
  • Lightroom 5
  • 20 GBのオンラインストレージ
  • Behance ProSite
  • Creative Cloud Learnのみで提供されているトレーニングコースの利用
  • 継続的なアップグレードとアップデート

なお、この月額1,000円という価格は”初年度のみのお試し料金”ではなく、対象となるお客様が2013年12月31日まで加入した場合に適用される価格プランであり、メンバーシップを更新し続けて頂ける限り、月額1,000円にて継続してご利用いただけます(*)。この新たな提供方法は近日中に公開予定のLightroom 5.2の提供開始と共に開始されます。

この新たな提供方法は、こちらのサイトよりお申し込み頂けます

アドビは20年以上にわたり、世界の写真コミュニティにおいて欠くことのできない存在であり続けてきたことを誇りとしています。デジタルイメージングの高度化と進化を支援するにあたって自らが担う役割を楽しみにしています。

 

*2013年12月31日以降にプランを解約された場合、月額1,000円でのご利用はできなくなります。

Creative Cloudの”ファイルとフォントの同期機能”の先行アクセスプログラムを開始

アドビはCreative Cloudの”ファイル同期”機能の正式リリースに向けて開発を進めてきましたが、本日より限定的ではありますが”ファイルとフォントの同期機能”の先行アクセスプログラムを開始いたします。

一日も早く全てのお客様にこれらの機能をご利用いただけるよう現在も開発を行っておりますが、まずは利用を希望されるお客様から順次機能を提供させて頂きます。希望されるお客様は、お手数ですがこちらの先行アクセスプログラム申し込みページよりお申し込みください。準備が完了し次第ご案内のメールをお送りいたします。

 

ファイルとフォントの同期機能とは

  • ファイル同期機能を使用する事により、あなたのファイルはクラウド上に保存されると共に、複数のデバイス間で自動的に同期されます。
  • クラウド上のファイルへはブラウザからもアクセスできるので、場所を選ばずご利用いただけます。
  • フォント同期機能は、Typekitでご利用可能な700を超えるWebフォントを、1クリックでデスクトップフォントとしてもご利用いただける機能です。(ご利用方法はこちらのムービーをご参照下さい)

お申し込みにあたり

Typekitのフォント同期機能は、Creative Cloudの有償メンバーシップのお客様もしくはTypekitの有償メンバーシップのお客様のみご利用いただけます。

(詳細はTypekitチームのBlog(英語)をご参照ください)

また、Creative Cloud Connection Preview版を利用されていたお客様へは優先的にご利用いただけるようご案内のメールをお送りいたします。もしご案内のメールが届いていない場合は、こちらのリンクよりお申し込みください

Creative Cloud グループ版 単体サブスクリプション発表

昨年リリースしたCreative Cloudグループ版は、Creative Cloudアプリケーション、将来のリリース、最先端の機能をすべてご利用いただけるほか、グループでの共同制作に必要な最新のCreative Cloudのサービスおよびビジネス機能もご利用いただけるものです。

 

本日アドビは、新たにCreative Cloud グループ版の単体サブスクリプションを発表をしました。

 

このCreative Cloud グループ版 単体サブスクリプションでは、お客様はPhotoshop CCやIllustrator CCなど、最新のCCアプリケーションを選択できるほか、20GBのクラウドストレージ、シームレスな共同作業に必要な同期や共有機能、そして世界最大のクリエイティブコミュニティに成果物をパブリッシュできるBehance Prositeを利用し、160万人の世界中のクリエイティブプロフェッショナルにプロジェクトを公開できます。

 

Creative Cloud グループ版 通常版と単体サブスクリプションは、簡単なWebベースのアドミンコンソール上で管理できるので、管理者は製品の購入、アプリケーションのデプロイ、チームメンバーのライセンス管理が可能です。すべてのCCアプリやサービスの利用が必要なメンバーもいれば、単体アプリケーションのみの利用が最適なメンバーもいるかもしれません。いずれのケースでも、Creative Cloud グループ版はすべての方にメリットをもたらす事ができます。

 

Creative Cloud グループ版単体サブスクリプションは、販売店から8月1日より予約開始、8月15日より提供開始予定です。Adobe.comは翌月からの発売予定です。価格は販売店にお問い合わせください。アドビストア価格は年間契約で36,000円(月額3,000円)、CS3以降の製品を正規所有している方やCreative Cloudグループ版の方への特別提供は26,400円(月額2,200円)を予定しています。

Adobe Creative Cloudのメジャーアップデートを提供開始

 

今回、Adobe Creative Cloudデスクトップアプリケーションの最新ファミリーと、5月のAdobe MAXで発表した強力なパブリッシング/コラボレーション機能の多くが提供開始となりました。今回のアップデートの主な内容を以下にご紹介します。

 

  • Photoshop CC、Illustrator CC、InDesign CC、Adobe Muse CC、Dreamweaver CC、Edge Animate CC、Adobe Premiere Pro CC、After Effects CCなど、主要なデスクトップアプリケーションの最新版が、数百種類もの新機能を追加して新登場。Creative Cloudのメンバーシップには、30種類以上のツールとサービスが含まれており、紙媒体、Web、モバイルアプリケーション、ビデオ、写真などで、プロフェッショナルレベルのコンテンツの制作・提供が可能となります。
  • Creative Cloudの多様な機能をデスクトップで一元管理。最新のデスクトップ向けCreative Cloudアプリケーションを使用することで、クリエイティブの世界全体を、同期・整理された状態に維持できます。また、最新の製品アップデートをダウンロード・管理し、Behance上の作品やフォロワーの最新フィードなどの様々な機能を、デスクトップ上で行えます。
  • アプリケーションの環境設定を同期。MacでもWindowsでも、その両方を使用する場合でも、お好みの設定やプリセット、ブラシ、ライブラリなど、ワークスペースの設定を同期できます。新しいコンピュータにアプリケーションをインストールする際の、面倒な作業のイライラとは、もうお別れです。ログインして、同期すれば、作業に戻ることができます。
  • 世界を代表するクリエイティブコミュニティBehanceとの連携。Creative Cloudメンバーは、自らのポートフォリオをパブリッシュし、世界中のクリエイターをフォローし、多種多様なCCアプリケーションから進行中の作品(Work In Progress)を公開し、140万人以上のクリエイターによる、世界規模のコミュニティからフィードバックを求めることができます。そして、BehanceのiOS向けモバイルアプリケーションを使用することで、世界最高のクリエイティブ作品とつながり続けることができます。
  • Creative Cloudメンバー向けのBehance Prosite。カスタマイズ可能な、プロフェッショナル品質のダイナミックなWebサイトをわずか数分間で制作し、作品を公開することで、自らのブランドを構築できます。
  • 新登場のAdobe Kuler iPhoneアプリケーションを使用することで、カラーテーマの共有や、KulerのWebサイト上に公開されている数千種類ものカラーテーマを検索することができます。お気に入りのテーマをIllustrator CCと同期して利用することができます。Illustrator以外のCCアプリケーションでのカラーテーマの同期についても、年内にはサポートを開始する予定です。
  • Digital Publishing Suite, Single Editionの最新版では、InDesign CCが拡張されており、コードを記述することなく、iPadのアプリケーションを作成できます。
  • Creative Cloud トレーニングには200以上のチュートリアルが新たに追加されており、お客様はすぐに作業を開始できます。そして、完全一新版のCreative Voicesビデオにより、世界最高峰の創造力の生き生きとした姿を垣間見ることができます。日本語版のチュートリアルも順次追加していきます。

 

Creative CloudのWebサイト上では、刷新したダウンロードセンターが用意されており、Creative Cloudのメンバーであれば、このアプリケーションセンターを通じ、新登場のアプリケーションやサービスのすべてを本日より利用できます。企業や教育機関のお客様には、6月22日にすべてをご用意できる予定です。官公庁のお客様には、7月にアップデートをご覧いただける予定です。企業向けCreative Cloudについての詳細は、こちらをご覧ください。

 

今後の更新予定について

 

Creative Cloudにご加入いただくことのメリットの1つとして、アップデートや新機能を、準備でき次第すぐにご利用いただける点が挙げられます。当社はすでに、次のアップデートを準備しており、以下の新機能は、準備が整い次第すぐにご利用いただけます。

 

  • ファイルのバージョン管理機能やプライベートフォルダの共有機能とデスクトップ上のファイルの同期。お客様は引き続き、ブラウザからファイルをアップロード・共有することができ、デスクトップ機能をはじめ、様々な機能を近日中にご利用いただけます。プライベートフォルダを使用することで、お気に入りのファイルだけをクラウド内で共有することができ、バージョン管理機能によって、すべてのレイヤーを維持し、過去のバージョンを保存することが可能です。各バージョンへのコメントや、共有フォルダの参加の招待は、Creative Cloudデスクトップアプリケーションでのアクティビティストリームに表示されます。
  • Typekitフォントをデスクトップから利用。増加の一途をたどるAdobe Typekitライブラリで、最高のフォントを素早く見つけ出し、使用中のコンピュータに同期して、あらゆるデスクトップアプリケーションで、直ちに利用することが可能です。Creative Cloudの有償メンバーには、700以上のフォントが用意されることになり、これらはワンクリックでインストール可能です。
  • MAXカンファレンスで当社がデモを行った、Photoshopの魅力的な新機能を利用すれば、ドキュメントのレイヤーから、Web向けに画像資産のサイズ変更、切り取り、作成を自動的に行うことができます。これによって、静的なビジュアルデザインから脱却し、HTML5とCSSを使用したレスポンシブなレイアウトへと移行することが、大幅に簡単になります。
  •  iOS向けのCreative Cloudアプリケーションを使用することで、クリエイティブな世界全体を、外出時でも同期・整理することができます。

 

これらの新たなアプリケーションやサービスを通じ、皆様が作り出す作品を見られる日を、今から待ち遠しく思います。ご質問等ございましたら、当社フォーラム内でコミュニケーションを継続しておりますので、ご投稿いただけますと幸いです。Creative Cloudのメンバーでない方には、最新のCCアプリケーションのすべてについて、有償メンバーシップにご加入いただくことも、30日間の無償メンバーシップを開始いただくことも、これまで以上に簡単に行えるようになっています。

 

それでは、お楽しみください!

 

Creative Cloudチーム