IMEデジタルアーカイブ研究所
概要:
IMEデジタルアーカイブ研究所について
電子書籍、デジタル教科書・教材等を実現する情報通信技術が、書籍を含むあらゆる文化芸術や、社会全般に与える影響を明らかにし、またその上で、政府・業界が対応すべき課題を検討するため、IME デジタルアーカイブ研究所を立ち上げるものとする。
構成:
所長: 生貝 直人 (国立情報学研究所)
主な活動:
シンポジウム『蔵書電子化(自炊)を考える -健全な市場形成は可能か-』
「自炊代行」のニーズは大きい――しかしその合法性を巡っては議論が分かれ裁判で係争中でもあります。蔵書を自炊したいという利用者のニーズと、自炊によって著作権が侵害されるのではないかという著作者の懸念とを、うまく調整することは可能なのでしょうか?
今年3月には、一定のルールが守られれば自炊を認めても良いとする著作者を中心とした「Myブック変換協議会」が発足しました。また、6月には、こういった議論を受けて、自炊代行を健全な市場にすることを目指す事業者団体「日本蔵書電子化事業者協会」が発足しました。
これらの当事者と、研究者、弁護士をあつめ、自炊代行の是非をめぐって徹底的に議論を行います。
ニコニコ生放送では議論の様子をタイムシフトでご覧いただけます。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv139485926
生放送では32631人の方にご視聴いただき、6821件のコメントを頂きました。
有難う御座いました。
レポートはこちらです。
ご意見の募集について
皆様のご意見を募集するため、マニュフェスト評価機構のFacebookページにスレッドを配置しております。
マニュフェスト評価機構Facebookページ
なお、お寄せいただいたご意見等は時間の制約により取り上げることができない場合がありますので、予めご了承下さい。
出演者
●パネリスト
生貝直人(国立情報学研究所)
石川准 (静岡県立大学)
末吉亙 (弁護士)
瀬尾太一(Myブック変換協議会統括)
林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学)
藤田剛士(日本蔵書電子化事業者協会/ブックスキャン株式会社副社長)
別所直哉(ヤフー株式会社執行役員社長室長)
山口翔 (名古屋学院大学)
●コーディネーター
松原聡 (東洋大学)
主催:マニフェスト評価機構 / IME デジタルアーカイブ研究所
●関連リンク
協賛シンポジウム 『デジタル教科書をめぐる三つの論点』
特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)主催
特定非営利活動法人マニフェスト評価機構(IME)協賛
デジタル教科書教材協議会(DiTT)協賛
文部科学省は教育の情報化ビジョンを掲げ、学びのイノベーションなどの実証実験を進めていますが、諸外国に比して遅れているとの厳しい指摘もあります。このシンポジウムでは教育の情報化、特に教科書・教材のデジタル化を進める上での課題を、コンテンツ、デバイス、ネットワークの三要素に注目して討論します。
月日:11月16日(水曜日)
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
参加費(会場費):3000円(ただしICPF、IME、DiTT会員は無料)
シンポジウム「デジタル教科書を考える」
日 時:2010年11月20日(土) 15時~17時
会 場:東洋大学白山キャンパス1号館4階「1405」教室
パネラー:田原総一朗(ジャーナリスト)
中村伊知哉(慶應義塾大学教授・デジタル教科書教材協議会副会長)
岡本 薫(政策研究大学院大学教授・元文部省学習情報課長)
(司会)松原 聡(東洋大学教授・マニフェスト評価機構理事長)
主 催:NPO法人マニフェスト評価機構 / デジタルアーカイブ研究所
後 援:国際公共経済学会 http://ciriec.com
NPO法人情報通信政策フォーラム http://icpf.jp
一般社団法人融合研究所 http://yougolab.jp
研究会
第二十四回研究会
日時:2013年4月26日(金)18時から
場所:東洋大(白山キャンパス)8号館
テーマ:電子書籍、デジタル教科書とアクセシビリティ
報告:
岡山 将也(日立コンサルティング)
金森 克浩( 国立特別支援教育総合研究所)
第二十三回研究会
日時:2013年 1月30日(水)18時から
テーマ:「ネット選挙運動解禁について」
場所:東洋大学白山キャンパス6号館
報告:
柿沢未途(みんなの党、衆議院議員)氏
西田亮介氏
柿沢氏より、みんなの党の「ネット選挙運動解禁」の動きについて
西田氏より、よりひろく、政治とSNSについて
第二十二回研究会
(学会連携・震災対応プロジェクト 共催)
日時:2012年 8月29日(水)18時から
テーマ:『東日本大震災後1年半の取り組みの情報交換』
場所:東洋大学大手町サテライト教室(新大手町ビル1階)
報告 長坂俊成(防災科研)
情報提供
①丸山信人(日本雑誌協会、インプレスホールディングス)
「ブルースカイプロジェクト(日本雑誌協会)」
http://www.j-magazine.or.jp/report_20120427.html
http://ishinomaki2.com/comikame/
「世界の絆グラフプロジェクト(インプレスグループ)」
http://on-deck.jp/kizuna.html
②別所直哉(ヤフージャパン)
「東日本大震災写真保存プロジェクト」http://archive.shinsai.yahoo.co.jp/
「復興デパートメント」http://www.facebook.com/fukkodepartment
③大場利康(国立国会図書館)
「国立国会図書館の東日本大震災アーカイブ構築プロジェクト」
http://www.ndl.go.jp/jp/311earthquake/disaster_archives/index.html
第二十一回研究会
日時:2012年7月23日(月)14時半から
ネット中継:ニコニコ生放送
テーマ:『武雄市樋渡市長に聞く 図書館運営CCC (TSUTAYA) 委託の意図とは』
ゲスト:樋渡啓祐武雄市長 / 根本祐二東洋大学教授
主な論点
1.決定プロセスと委託先が適正か?
2.図書館に民間委託はふさわしいか?
2-1 市民サービスの観点から
2-2 行政費用の観点から
2-3 プライバシーの観点から
3.図書館の今後を考える
3-1 武雄市MY図書館の狙い
3-2 電子書籍時代の図書館のあり方
第二十回研究会
日時:2012年6月29日(金)18時から
場所: 東洋大学白山キャンパス 3号館2階「第二会議室」
テーマ:『出版デジタル機構について』
ゲスト:出版デジタル機構 植村八潮会長
第十九回研究会
日時:2012年6月11日(月)18時から
場所:東洋大学白山キャンパス 2号館16階「スカイホール」
テーマ:『教育デジタル化について』
ゲスト:DiTT、石戸奈々子氏、中村伊知哉氏、
武雄市教育委員会 竹内智道氏
和田中学校 代田昭久校長
第十八回研究会
日時:2012年5月21日(月)18時半より
場所:東欧大学白山キャンパス3号館2階「第二会議室」
テーマ:『図書館デジタル化について』
ゲスト:国立国会図書館電子情報部 電子情報流通課課長 大場 利康 氏
武雄市山田 恭輔市長秘書官(兼 つながる部企画課企画係長、兼 つながる部秘書広報課フェイスブック係長)
第十七回研究会
日時:2012年3月29日(木)18時より
場所:東欧大学白山キャンパス3号館2階「第二会議室」
第1テーマ:『聴覚障害者向け手話サービスについて』
ゲスト:大木洵人 氏
ShuR http://www.shur.jp
第2テーマ:『ブックスキャンのビジネスモデル』
ゲスト:大木 佑輔 氏
ブックスキャン http://www.bookscan.co.jp/
第十六回研究会
日時:2012年2月29日(水)18時より
場所:東洋大学大手町サテライト
テーマ:「書籍を含むコンテンツのデジタル化と著作権の課題 (後編)」
ゲスト:福井健策弁護士
第十五回研究会
日時:2012年1月27日(金)18時より
場所:東洋大学白山キャンパス2号館3階第一会議室
テーマ:「書籍を含むコンテンツのデジタル化と著作権の課題 (前編)」
ゲスト:福井健策弁護士
第十四回研究会
日時:2011年12月9日(金)18時00分~
会場:東洋大学白山校舎2号館16階「スカイホール」
山田肇先生
「電子書籍のデバイスとコンテンツに対応するアクセシビリティ規格」
■講演内容・論点
○1998年以降、日本国内で情報アクセシビリティに関する規格(JISX8341-1~5,7)策定のための標準化活動が行われるに至った経緯、また、その規格が国際標準に影響していった流れ。
○標準規格は、特定技術を想定しない。その時点で存在しない、将来的に登場する機器・サービスにも適用できる共通指針を目指している。よって、指針内容は抽象的になっており、なおかつ、「しなさい」とは書かず、「することが望ましい」と書いてある(公共機関の場合はまた別)。
○電子書籍に照らし合わせてみれば、デバイスについては、JISX8341-2、コンテンツJIS X8341-3を準用すればよいと考える。例えば、視覚障害者のための「音声読み上げ」機能は、デバイスとコンテンツ双方にまたがるものとなる。
第十三回研究会
日時: 11月18日(金)18:30時から
場所: 東洋大白山校舎
発表:
高田 正行 氏
「Yahoo!における電子書籍の取り組み」
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第十二回研究会
日時: 10月14日(金)18:00時から
場所: 立命館大学 東京キャンパス
発表:
古川 享 氏
「ICTにおけるアクセシビリティ全般の議論」
第十一回研究会
日時: 9月14日(水)18時から
場所: 東洋大大手町サテライト
発表:
松原 聡
「出版デジタル化と著作権」
第十回研究会
日時: 8月9日(火)18時から
場所: 東洋大大手町サテライト
発表:
山田 肇 松原 聡
「韓国のデジタル教科書事情」
第九回研究会
日時: 7月8日(土)18:30時から
場所: 東洋大白山キャンパス3号館第二会議室
発表:
石戸 奈々子 氏
「デジタル教科書」
第八回研究会
日時: 5月14日(土)16時30分から
場所: 東洋大大手町サテライト
発表:
別所 直哉 氏
「震災とICT-事業者の立場から-」
第七回研究会
日時: 4月16日(土)16時30分から
場所: 東洋大白山キャンパス
発表:
藤井 大輔
「デジタル教科書について」
松原聡
「大震災について」
第六回研究会
日時: 3月10日(木)
場所: 東洋大大手町サテライト
発表:
菊池 尚人
「公立図書館電子化」
伊藤 昭浩
「コンテンツ流通について」
第五回研究会
日時: 2月3日(木)14時から
場所: 東洋大大手町サテライト
発表:
菊池 尚人
「武雄市図書館電子化について」
生貝直人
「Google Books Search (2)」
第四回研究会
日時: 1月15日(土)17時から
場所: 東洋大白山キャンパス
発表:
別所 直哉 氏
「GoogleのYahoo! JAPANへの技術提供について」
生貝 直人
「Google Books Search」
著作権や公正競争問題
第三回研究会
日時: 12月18日(土)
場所: 東洋大大手町サテライト
発表:
石川 准氏(静岡県立大)
「電子書籍と読書バリアフリー」
山口 翔(東洋大)
「電子書籍プラットフォームの現状」
ゲスト:内閣官房 阪本泰男氏
第二回研究会
日時: 10月9日(土)16時から
場所: 東洋大白山校舎 2号館9階、経済学部会議室
発表:
松原 洋子(立命館大)
「電子書籍のバリアフリー化」
生貝 直人(東京大)
「電子書籍をめぐって」
松原 聡(東洋大)
「科研費申請について」
第一回研究会
日時: 9月3日(金)14時から17時
場所: 東洋大白山校舎 2号館9階、経済学部会議室
発表:
山口 翔(東洋大)
「電子出版における著作権処理 -音楽業界に比較して-」
伊藤 昭浩(名古屋学院大)
「情報通信技術による流通業の変化
-書籍流通の現状とAHP分析による消費者マインドの変化-」
菊池 尚人(慶応大)
「民主党のICT政策」
参加者:
城川俊一(東洋大)、松原聡(東洋大)、渋沢健太郎(東洋大)、生貝直人東京大)、西田亮介(慶応大)、原祐貴子(慶応大)、竹村 真紀子