過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

2013年9月22日

←2013年9月21日 | 2013年9月23日→

全1ページ

[1]

「人類資金」(日本映画):M資金は人類(Mankind)の育成発展のための10兆円

 昨日(21日)午後に友人の高橋淳一さんと会った。高橋さんは外国特派員協会(FCCJ)会員として半世紀以上も在籍している。一昨日の金曜(20日)迄、秘法「Stay Young」施療を受けるためスイスに行っていたのだ。この秘法、嘘だ、冗談だ、と思うが本物なので驚く。
「傘寿(80歳)のパーティ」を来月開催する高橋さんのスベスベした皮膚にはシミ一つ無く、髪の毛は黒々として当然禿げてもいなければ白髪一筋も見えない。お世辞抜きに50歳代に見える。
3日間滞在し施療費用は18,000スイスフラン(198万円)だから決して安く無い。だが1回受ければ5年保つと言うから飛行機代やホテル代を入れてもそれだけの価値はある。僕も来年受けて見ようかな。

 しかし高橋さんはルンルンでは無い。若返ったのに顔色は冴えない。傘寿パーティ会場として10月12日にFCCJのダイニングルームを押さえ100名を超すお客さんに招待状を出しているが、実は開催できるかどうか、大変な問題を抱えている。

既報のようにパツキン・ルーシー内閣が今週の25日(水)に開かれるGMM総会で高橋さんの会員資格停止案が動議されようとしている。高橋さん個人を狙い撃ちするのでは無いのだが、FCCJを東京地裁に訴えている原告団の資格停止の動議で、被告団の一員に高橋さんが名を連ねているのだ。
 バイロウ改訂の動議「FCCJを訴える者は会員資格を停止処分とする」と。

 僕自身も昨年このブログでジョージ一派の不法行為を批判したら途端に会員資格停止になって、予定していたパーティを二つもキャンセルせざるを得なかった。東京地裁への提訴に原告団に加わっていないので今回は「洞ヶ峠」を決め込んでいる。高見の見物だが、Villainジョージ・ルーシーたちには与することは死んでも無い
ステイヤングを披露する世紀のパーティを着々と準備している高橋さんは落ち着いていられない。ルーシー・ジョージ組はどうやら本気で、陰謀を企み総会で爆弾を破裂させようとしている。何を引き起こすか知れたものではない。


「M資金」とは第二次世界大戦終戦時の混乱期に、大量の貴金属やダイヤモンドなどの宝石類を含む軍需物資が、保管されていた日銀地下金庫から勝手に流用されていた隠退蔵物資事件や、件の日銀地下金庫にGHQのマーカット少佐指揮の部隊が調査・押収に訪れた際に、彼らによる隠匿があったとされた事件などが発生した。Mはマーカットの頭文字。このM資金に纏わる都市伝説は数々ありこれを利用して詐欺事件などが実際起こった。この映画の主人公、真舟雄一(佐藤浩市)はM資金を騙って詐欺を働く常習犯だ。そのM資金の本物に真舟が行きあたると言う「瓢箪から駒が出た」展開がミソだ。
原作・脚本の福井晴敏の小説は「終戦のローレライ」「亡国のイージス」や「戦国自衛隊1549」など軍隊や戦争ものが得意で映画化を前提に書かれている。そして頻繁に登場するのがDAISこと防衛省情報局(ディフェンス・エージェンシー・インフォメーション・サービス)なる秘密組織で、この映画でも詐欺師、真舟雄一を追う高遠美由紀(観月ありさ)と辻井(三浦誠己)はDIASのエージェントだ。坂本順治監督とは「亡国のイージス」で組んで気心は通じている。

 終戦後、ひそかに回収されたというM資金と呼ばれる旧日本軍の秘密資金。日銀の金庫から戦後日本復興のためにと秘かに持ち出し隠匿したのは憲兵隊笹倉大尉だ。現代の価値にして10兆円の金銀宝石類はM資金として存在し、笹倉大尉の息子、笹倉暢彦(仲代達也)と本庄一義(岸辺一徳)の投資顧問会社が資金へのカギを握っている。

M資金をネタにした詐欺を行い続けてきた真舟(佐藤)は、石優樹(森山未來)という青年から「日本国際文化振興会」なる財団の人間に会うよう迫られる。だが、財団のビルに足を踏み入れた瞬間、高遠(観月)が率いる防衛省情報局のエージェントたちに襲撃される。石の助けを借りて逃げ出した真舟は、そのまま本庄(岸部)という男に引き合わされ、50億円の報酬と引き換えに某投資ファンドが管理する10兆円ものM資金の奪取を持ち掛けられる。

石は日本人では無い。K共和国の要人で東南アジアの最貧国。石油の開発をしていた「ディスカバリー・オイル」の残骸が残っている。真舟や石は金融に強いバイトを集め数十台の使い捨て携帯とPCでK共和国の石油会社を売りまくり100億にする。こう言うマネーゲームをもう少し描いて欲しかった。これだけでは10兆円を取り戻すためには程遠い。M資金に隠された秘密をめぐる争いは熾烈を極め真舟たちはズルズルと引き込まれていく。


面白いアイディアがあるロシアを訪問し北方領土開発に5000億円を提供する代わりにそこを経済特別区として日本企業を進出させる。これで実質的に領土返還になると言う。成る程!

 真舟が出した結論は、M資金とは「Mankind(人類)を育成し繁栄させる」ためのMでこれが映画の結論としている。詐欺の手段や口述として利用されていた「M資金」が一転して積極的に世のため人のための善意に使用されようとするのは初めてではないだろうか。真船は今までの人生を反省しアグレッシブに人類に尽くそうとしている


 キャストが豪華。佐藤や森山、観月の他に香取慎吾、オダギリジョー、韓国のユ・ジテ、アメリカのビンセント・ギャロら人気スターが集合。ロシア、タイ、日本、アメリカNYの4カ国でロケ撮影が行われ、ニューヨークの国連本部での撮影も敢行された。

 11月16日より新宿ピカデリー他で公開される。

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

全1ページ

[1]

PR

.

人気度

ヘルプ

Yahoo Image

 今日全体
訪問者83319158
ブログリンク013
コメント01524
トラックバック0185
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

1万名様に100ポイント当たる!
毎月60万ポイントをブロガーで山分け

PR

お得情報

≪トクラス誕生祭≫3,000名様限定!
QUOカード1,000円分をプレゼント!
リフォームはじめてBOOKも進呈!

その他のキャンペーン


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2013 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事