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【大リーグ】

ブレーブス、強力投手陣で8年ぶりV 最強守護神もキンブレル49セーブ目

2013年9月24日 紙面から

◇ブレーブス5−2カブス

 最後はやはり、この男だった。敵地でのカブス戦。9回、守護神クレイグ・キンブレル(25)の98マイル(約158キロ)直球に、最後の打者レークのバットが空を切った。「最後は何も覚えてない。最高の感覚だよ」。両リーグトップの49セーブ目で8年ぶりの地区優勝。米複数メディアによると、3年連続40セーブ以上の最強クローザーは、歓喜に酔いしれた。

 チーム防御率3・19は両リーグトップ。この日も強力投手陣が機能した。先発は今季ブレークした右腕タラン。新人王候補が6イニングを4安打1失点に抑えると、今季73試合目の登板となったメジャー2年目のアビランも1イニングを無失点。絶対的守護神にバトンを渡した時点で、勝負は決まった。

 ナショナルズの連覇が濃厚と見られていたが、新加入のJ・アップトンが4月だけで12本塁打を放ってスタートダッシュに成功。2位は開幕3試合目の4月4日だけで、あとはすべて首位に座り続けた。この日は試合中にナショナルスが負けた時点で優勝は決まったが、ゴンザレス監督は「勝って祝いたかったんだ」とニヤリ。「やっとここまで来た。でも、まだ先がある」。目指すは1995年以来のワールドシリーズ制覇。自慢の投手王国で頂点を目指す。

 

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