【ロンドン=欧州総局】23日午前のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ7.78ポイント安の6588.65で推移している。構成銘柄の約6割が下落している。
金属価格の下落を背景に、アングロ・アメリカンなど鉱業株が安い。
ロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株も売られている。
公益企業株も下落。国内2カ所のガス貯蔵施設の建設計画を断念したガス供給・販売のセントリカが安い。電力・ガス供給のナショナル・グリッドは、UBSが投資判断を引き下げたことが響いている。
銀行のバークレイズとロイズ・バンキングも売られている。
半面、通信株が高い。BTグループと携帯電話サービスのボーダフォンはそれぞれ、アナリストによる株価目標引き上げが材料。
投資顧問のアバディーン・アセット・マネジメントも上昇。通期税引き前利益が市場予想の上限に達するとの見通しを示したことが好感されている。
人気記事をまとめてチェック >>設定はこちら