2013年09月20日
/すき家にて牛丼並/ロッテリア/楽天らーめん堂@大分県佐伯市にて赤にんにく油屋そば/香蘭@大分県佐伯市にてラーメン/ジョイフル/弁慶うどん延岡駅店/|   4時に起きてパソコンをパチパチやってから、チェックアウト。余裕を持って駅に着くと、なぜかキャプテンハーロックがお出迎え、メーテルと哲朗はベンチに座っていました。
 始発待ちのお客さんがホーム外で休んでいます。
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|   飲食店街に行けば朝までやっているラーン屋もあるだろうけど、そのそこまでの元気がないので駅近くのすき家へ。牛丼並280円、いつも通りたっぷりの紅生姜をかけて。
 朝から牛丼かよと言われても、他の選択肢としては「朝からマックかよ」しかなく、どちらでも同じかなと。
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|   始発に乗っても途中の乗り継ぎがイマイチなのは、「遠くに行くなら新幹線か特急でね」という経営方針と無関係ではないだろう。終着駅まで行くと始発駅としている電車が待っているわけではなく、早め早めに乗り換えるのが全行程で座れることに繋がっている。
 
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|   ちょうど朝日、そうなのか。木々や建物が沢山あるので、ちょうど朝日が見えるタイミングなんて無いんだけど。
 いや、無いと諦めたらホントに無くなってしまう。
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|   とは言え、乗り過ごしたりして、大分駅で一時間待ち。旅名人の九州満喫きっぷ利用なので、自由に改札を出られる、ついつい駅ビル内のロッテリアでアイスコーヒーを飲んでしまいました。
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|   単線なので所々で停まってすれ違いを待ちます。余裕を持っているので、1分、2分ではなく、4分、5分待ちます。
 よく分からないけど、待っているのは自分の車両ばかりで、待ってもらったことは一度もなかったな。
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|   さて佐伯駅、ついつい「さえき」駅と呼んでしまうけど「さいき」と読みます。特急を使わない場合、日豊本線の佐伯駅から上岡駅へ向かう便は6時台、17時台、19時台の1日3便(特急は1時間に1本)。
 佐伯駅から上岡駅まで歩くと50分、バスで15分、しかし上岡駅に行っても上岡駅発がある訳じゃない。
 つまり、ここ佐伯に7時間足止めってこと。
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|   駅から国道沿いに歩いて15分で楽天らーめん堂@大分県佐伯市、真夏のような炎天下で午前中から汗びっしょり。営業開始から10分ほど過ぎていますが、店内に入ってみると先客2人、右手は横長の8席テーブルを真ん中で仕切って4人掛けづつにして2卓、何とも座りにくい。
 左手には真っ直ぐな直線カウンター8席、その壁向こうにはテーブル席が用意されているようですが、訪問時は真っ暗で使われていません。
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|   何となく座ってメニューを眺めていると次々とお客さん、スミマセンと声を掛けようとしたタイミングでオーダーを取りに来てくれました。オーダーを取るとメニューを下げていきましたが何か変、そうかお冷やは自分で汲みにいくのか、何の説明も無いけど他のお客さんは普通に対応されていました。
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|   厨房1人にホール2人でので、しばらくは提供よりオーダーが多い状態です。メニューはトンコツラーメンのみのようで、合わせるニンニクが白、黒、赤と選べます。
 白と黒は想像がつきましたので赤、説明には「赤ニンニク」とありましたが、赤ニンニクとはなんだろう。
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|   15分待って赤にんにく油屋そば550円、随分安いように思えますけど、この550円と600円の2種類しかありません。勝手に極細麺と思い込んでいましたが細麺、細さにも驚きましたが茹で過ぎかと思うほど柔らかい茹で加減。
 この柔らかさは初めっから狙っているのか、たまたまなのかは分かりませんけど、神奈川出身の私にとっては衝撃的な柔らかさ。
 スープは豚骨出汁がメインで、かなりニンニクが利かせてあり、昼間っからこのスープは色々と厳しそうです。
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|   麺の上には茹でモヤシ、大きめのチャーシューを2枚乗せ、全体に白胡麻を振り、センターに刻み海苔と薬味ネギ。刻み海苔を乗せたラーメンは初めて、初めてだけどあんまり違和感はありません。
 あちこちで驚きながらも美味しく頂きました、ご馳走様。
 今日も口頭注文後会計で食券を買いませんでした。
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|   国道と思って歩いていた道はイチローロードと名付けられているようです。今年の夏に大活躍した晴雨兼用傘がここ九州に来ても活躍するなんて、備えあれば憂いなし、なのかな。
 途中、トイレにコンビニに立ち寄り、何も買わないのは心持ちが良くないので缶コーヒーを買いつつ両替、どちらかというと両替がメインか。
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|   そのイチローロードから南側に折れて住宅街に入って数分で香蘭@大分県佐伯市、先の店から30分歩いていました。※店先には多くのクルマが停まっていたので、食べ終わって車が無くなるまで待って撮影しています。
 戸を開けるとさっと数えたカウンター10席が満席、4人掛けテーブルは空いていましたが、何となく遠慮して外待ち。
 いや、建物が東向きで軒先があったから外待ちしたけど、そうでなければ無理矢理テーブルに座っていたかも。
 この店は12時から2時間しか営業されていないので、佐伯に7時間足止めされても訪問したわけですけど、ラーメンのレポはネットで多く見かけるけど注文の方法というかお店の作法はあまり紹介されていない。
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|   どんなお店にも歴史があり、歴史はお店とお客さんで作り上げた物であり、何千、何万の思い出が積み重なっている。10分ほど待ってお客さんが出てきたので店内へ、60歳はゆうに超えたご夫婦はお客さんが入ってきたことに気づくことなく(気づかないふり?)、先客さんのラーメン作り、食べ終わり食器の片付け、いらっしゃいも何もない。
 ラーメン屋、と言うか飲食店は挨拶(接客)が一番大切と考えている人には厳しいお店ですね。
 私自身もその考えを支持するも接客を絶対とは考えておらず、いらっしゃいもありがとうございますも無い店を何軒か知っているし。
 食器の片付けが終わった席にそれとなく座りましたが、それとなく過ぎていつまでたっても店員さんと視線が合わないので「ラーメン、お願いします」と伝えました。
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|   復唱どころかこくりともしないけれども、そういうふうにやってきて、そういうふうにやっていくのでしょう。後客さんも同じ感じでオーダーされていますが、さて会計はと食べ終わって帰る先客さんを見ていると、カウンター台に片付ける丼の隣に現金を置いています。
 少なくとも先客数人は全てお釣り無し、事前にコンビニに立ち寄って崩しておいて良かったよ。
 テーブルには当たり前のように灰皿が置かれているので、普通にタバコを吸われているお客さんがいます。
 メニューはラーメン550円、チャーシューメン850円、それぞれ大盛100円増し、ライス250円、ビール550円、焼酎400円。
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|   『当店のラーメンは、素材ひとつひとつから丹念に時間をかけて手づくりで仕上げております。「お客様の口は正直である」という言葉を胸に開店以来の変わらぬ姿勢を貫き〜』とあります。ラーメンに向き合う気持ちを大切にするあまり、お客さんに向き合う気持ちは控えめのようです。
 勘違いされる方がいるといけないので説明しますが、私はこういう姿勢のお店が大好きで、ぞくぞくしながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 カウンター台には調理のハネを防ぐベニヤ板が付けられていて、背伸びしつつ少し腰を浮かして覗き込むと、トッピングのモヤシはまとめて炒めています。
 麺は大きな中華鍋で泳がせるように茹でていて、後から注文が入るとすぐに麺を投入するので、茹で加減が違う麺が混ざる感じです。
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|   目の高さより高い仕切り板越しに「はい、ラーメン」とラーメン550円、さっと受け取る私。スープは豚骨出汁ベースながら牛骨出汁も合わせている感じですけど化調かも(個人的な感想であり、お店に確認を取ったわけではありません)、何がどうと言うことはありませんが、不思議とぐいぐい引き込まれます。
 柔らかめと固めとその中間が混在する中細麺、平ざるで湯切りされているのでシャキッとはしているのですけどね。
 トッピングはシャキシャキした細いモヤシ、塩気の強いチャーシューが2枚、薬味ネギ、全体に白胡麻、軽く黒胡椒。
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|   量が少ないこともあってか、スルッと食べてしまってご馳走様。仕切りのベニヤ板の無いカウンター台を探して丼を片付け、その丼の隣に百円玉五枚と五十円玉一枚を重ねて置き、「ご馳走様でした、ここ、置いておきます」と席を立ちました。
 昼2時間だけの営業ですが入ってから出るまで満席、女将さんは目の前の仕事をこなすので精一杯の様で、ついには一言も言葉が聞けませんでした。
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|   これにて大分県をクリア、残り5県。朝が早かったのと、午前中からの炎天下の行軍でなぜかぼーっとしてしまい。
 ラーメン食べ歩き仲間に教えてもらったお店をスルーしてしまい。
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|   駅まで戻っても何にも無いので、広い道まで戻ると遠くにジョイフル、昨日に引き続きジョイフル。電車の時間までボケッと過ごしてしまいました。
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|   延岡までの電車は真っ赤な2両編成。かなり前から停まっていて、発車15分前になるとドアを開けます。
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|   一番乗りで車内に誰もいなかったので、パチリ。木製の椅子にクッションを重ねてあって、なんかとっても格好いい。
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|   電車は山間を走っていきます。どこも同じような田園風景に見えて、畑や山に特徴があり、見ていて飽きません。
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|   何のアテもなかったけど予約したホテルがある延岡までいきました。駅に着いてパッと見渡してラーメン屋が無かったので、あれこれネットのサイトを探すも見つけられず。
 ※実は徒歩10分の場所にあったのですが、その時は見つけられず。
 それにしてもお腹が空いたと、駅構内にあった弁慶うどん延岡駅店に入りました。
 真っ直ぐのカウンターと奥に小上がりの店内、何人かのお客さんが飲みながら食べながら、私もつい生ビール480円。
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|   修業中は万一のことがあるので缶か瓶でしか口にしないのですが、まあ、ここでの生ビールで何かある確率は非常に低いでしょう。ビールだけでは飲みにくいのでなんこつ300円、どんななんこつかと思ったらとろっとろになるまで煮込まれていました。
 味付けは醤油だけに思えて色々と合わせてあるのでしょう、なんこつひとかけでビール一杯は飲めそうです。
 せっかく九州に来たから焼酎でも飲むかとも思いましたが、まだまだ修業を始めたばかり。
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|   〆にごぼう天うどん430円。宮崎うどんのことはよく分かっていませんが、全体的にふわふわした柔らかい食感、かといってブツブツ切れるわけではありません。
 出汁は白醤油を使っているのかと思うほど塩気が強く、それでいて嫌みな塩気ではありません。
 讃岐うどんのようなコシの強いのも美味しいけど、宮崎うどんのような柔らかい食感のうどんも美味しいですね。
 揚げたてのゴボウ天がとてもいい感じで、ご馳走様でした。
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posted by ふらわ at 00:00| 
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日記
 
 
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極貧のラーメン紀行って面白そうですね。