米ダラス連銀総裁:緩和縮小見送り、金融当局の信認損ねた
9月23日(ブルームバーグ):米ダラス連銀のフィッシャー総裁は連邦公開市場委員会(FOMC)が先週の会合で月850億ドルの債券購入の縮小を見送ったことについて、当局の信認を損ねたとの認識を示した。
総裁は23日、テキサス州サンアントニオで講演。事前に配布された原稿によると、「今回の会合で何も変更しなければ、今後の政策運営において不確実性が増し、当局のコミュニケーションに対する信認に疑問を投げ掛けることになる」とFOMCで話したと説明。「その通りのことが起きている。喜ばしいことではない」と続けた。フィッシャー総裁は今年のFOMC会合では投票権を持たない。
原題:Fisher Says Decision Not to Taper QE Undermined FedCredibility(抜粋)
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更新日時: 2013/09/24 03:12 JSTニュース一覧
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