アトランタ連銀総裁:米金融当局は景気加速に注力を
9月23日(ブルームバーグ):米アトランタ連銀のロックハート総裁は最近の景気鈍化を受け、米金融政策はもっと活発な経済活動を生み出すことに注力すべきだと語った。
事前に配布されたニューヨークでの講演原稿によると、同総裁は雇用の創出について、「最近、幾らか減速しているように見える」と発言。過去3カ月の雇用者数の伸びが平均14万8000人にとどまっていることを指摘した。
さらに「インフレ状況が低く安定している限り、金融政策は景気回復の加速を促すような好ましい金利環境の実現を適切に支援できる」と述べた。
ロックハート総裁は「金融危機とリセッション(景気後退)を経て、全般的に不透明な雰囲気がある。また、新規事業向け資金調達アクセスの縮小や、よりタイトな信用状況の影響で起業が抑制されている。最近まで、不動産価格の急落により、多くの企業家にとって立ち上げ資金の重要な調達先がほぼ失われていた」と話した。
原題:Lockhart Says Fed Focus Should Be Faster U.S. EconomicGrowth(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Jeff Kearns jkearns3@bloomberg.net;Atlanta Steve Matthews smatthews@bloomberg.net
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更新日時: 2013/09/23 23:38 JSTニュース一覧
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