校長室より

’12スクールフェスティバル

オープニングの挨拶です。

おはようございます。今日は暑い日になりそうです。

これまでの準備は万端ととのいましたか。良い準備ができていますか。
今日から二日間、大切なことは”協力”です。クラスやクラブのみんなで協力することです。
今年の文化祭テーマ「42クラス42色」を実現するのは、みんなの協力です。協力してクラスの色を出してください。
文化祭中は、いつもと違い外部からたくさんの人が訪れます。感謝の気持ちを込めて”あいさつ”をしましょう。
いつもしているような気持ちのいいあいさつで迎えてください。
それでは、”協力”して、いい学校祭にしましょう。





   受    付            ビッグアート「東京スカイツリー」     華 道 部


全国大会出場壮行会を開催しました

テスト最終日の今日、記念体育館で全校集会を行い、各クラブの入賞報告会と、全国大会出場壮行会を行いました。
 そのときの激励の言葉です。

 5つのクラブに全国大会出場への決意表明をしてもらいました。これだけ多くの運動部や文化部が活躍している学校はありません。先日オリンピック壮行会で寺本さんを送り出しました。さらに、もう一つ紹介しておくと、新体操の205杉本早裕吏さんが、ロンドンオリンピックに補欠として随行することになりました。この成果はすごいことです。
そして、全国大会に出ることはできなくても、一つ一つのクラブを見れば、それぞれに頑張っている。すべてのクラブのがんばりが、学校力となるのだと思います。全国大会に出場するクラブをたたえると同時に、そのような力を持った市邨を、誇りに思います。

 さて、テストが終わって、もうすぐ夏休みですが、長い長い夏休みをどのように過ごすか。部活動がある人は部活動中心に生活が動いていくと思いますが、部活動に参加しない人、引退した三年生については、自分が中心の計画を持って、夏休みを過ごして貰いたいと思います。進学を目指す、三年生はこの夏休みが勝負です。きちんとした計画の元に学習を進めてください。それ以外の人も、毎日必ず、机に向かって学習する時間を取ってください。そしてさらに、授業のない夏休みだからこそできる、学びを体験して欲しいと思います。旅行することや、海や山でのキャンプ芸術や映画の鑑賞、あるいは読書など、積極的に取り組んで欲しいと思います。
そういう、日々の生活において、是非心得ていて欲しいことがあります。それは、正しいことをするという意識を持つことです。礼儀正しくというのが、今年の生活指導の目標ですが、今言いたいのは、正しい行動をする、ということです。
 少し前に、近所の方から「市邨の生徒さんに、倒れた自転車にはさまれて動けないでいた子どもを助けてもらいました。名前も名乗らずにいってしまったのですが、本当にありがとうございました。お礼の気持ちを伝えてください。」という電話をいただきました。その生徒は当たり前のことをしただけかもしれませんが、正しいことをしたときの評価は嬉しいものです。
 一つ一つの行動について、これからの自分の生き方や進路を決めるとき、それが正しいことであるかどうかを考えて欲しいと思います。「正しい」とは何か、をいうのは難しいことです。人によって価値基準が違いますし、時代の流れで、変わってくるだろうというのはあるでしょう。しかし、大雑把に言うと、正しいことというのは、たいてい人のためになることです。正しくないことはたいてい自分のため、自分の欲のためにすることです。
 では、試合に勝とうと頑張っている自分の行動は悪いことか、というとそうではありません。スポーツで勝とうとするのも、勉強で自分の進路を実現しようとするのも、自分のためであるけれども、ただ単に自分のためにするのではありません。ただ勝てばいいというのでなく、ただいい大学に入りたいというのでなく、その上に高い目標があるのです。それは人のためになる人、社会に貢献できる人になるということであり、それこそが、市邨精神である、「一に人物、二に伎倆」ということの意味です。
 正しいことをする、正しく生きるということを、この夏休みを過ごすとき、学校を離れて自分一人で考え行動するときに、充分に意識してください。
 本校のホームページが充実してきています。夏休み中にも様々な情報を発信していきますので、いつもHPを見ていてください。そして、学校から離れていても学校の情報に触れて市邨高校の生徒である自覚を持っていてください。

 全国大会に出場する皆さん。1つでも上に昇ることを目指して、頑張ってください。健闘を祈ります。


生徒と先生が一体となって、金環日食を見ました

やりました。雲がどうなるかはらはらしましたが、金環食になる直前にすっかり雲は通り過ぎました。
200人を超す生徒達と、50人の先生が集まり、観察会は大成功。
太陽と月と地球に、感謝です。

それぞれが用意した、日食メガネやカメラ、望遠鏡などの観察用グッズを手にして、東の空を見上げました。
グランドはなにやら不思議な雰囲気です。
部分日食が始まったのに7時頃にはまだ厚い雲が空を覆っています。
でもそれも。時々薄くなって欠けた太陽が肉眼で見えます。、
うきうきするような気持ち、あふれる好奇心、もう太陽は三日月をひっくり返したような形で左下が残っています。
日食が進むにつれて、気温が下がっていくのを実感しました。

7時27分雲の塊から太陽が完全に出ました。
そして、太陽と月のリングが完成し、金環日食です!
グランドのあちこちで挙がる「すごい!すごい!」の歓声。

太陽が欠けるのを気にしながらも、時間の経過を忘れて、感動の1時間を過ごしました。
生徒と先生が、誰が指示するでもなく、自然とこの自然現象に魅入り、感動の学習体験を共にしたのです。
すてきな瞬間でした。
これは、理想の学習の形じゃないか、と気づきました。市邨中学・高校が誇ることができる学習活動となりました。

自然の配慮に、感謝、感謝です。

雲を透して、部分日食が見えます。フィルターなしのデジカメで撮ったので、雲なしでの太陽の写真は撮れません。
金環日食直前、雲から完全に出ようとする太陽がとれました。

心は太陽にばかり向いていましたが、誰かが校舎の窓ガラスに映る欠けた太陽に気づきました。
校舎の柱に映る、桜の枝越しの木漏れ日。リングが見えます。
ICHIMURAのピンホールを通した金環日食です。
撮影中のレンズに部分日食が映っています。
生徒は先生がセットしたカメラに夢中です。


金環日食が楽しみです

2012年5月21日7時30分頃、名古屋地方では金環日食を見ることができます。

この前、名古屋地方で日食を観測することができたのは、2009年7月22日でした。
薄曇りの天気でしたが、雲を通して、部分日食で欠けていく太陽を観測することができました。
私は当時勤務していた熱田高校の校庭で、数人の先生と生徒達と一緒に雲に隠れる太陽を見上げました。

その前の日食は1987年9月23日正午頃、今回と同じ金環日食でした。見た場所は、沖縄。
宜野湾市の沖合、国民体育大会のヨット競技の最中でした。私はヨット競技の愛知県選手団の監督として海上にいました。
ヨットが帆走する海を容赦なく照りつける太陽が、次第に欠け始め、あたりが薄暗くなってくると、空気はひんやりして、肌寒さを感じたのを覚えています。風は凪いで不気味な雰囲気でした。
すると、突然に灯りが次々と点灯し、身体ごと振るわすもの凄い轟音とともに、何かが空を覆いました。
F4ファントム戦闘機。
沖縄は基地の街です。嘉手納基地から戦闘機が、金環日食で暗くなった沖縄地方を警戒するために、次々とスクランブル(緊急発進)をかけたのです。
うわさでは、海底のウミヘビたちが海面に上がってくるんだとか。
海の上では数十隻のヨットが帆走し、その上を戦闘機が旋回する、そのはるか上空、宇宙空間をゆっくりと月が横切り、太陽を隠していく。
やがて太陽と月が重なり、リングが見える。
一生忘れられない光景です。

今回の金環日食ではどのような光景が見られるのでしょうか。楽しみです。


寺本明日香さんと知事を表敬訪問したときの写真です

5/9に寺本明日香さんと大村愛知県知事を表敬訪問したときの写真です。
三人で握手したシーンです。
後ろには、坂本周次監督と岡田顧問も並んでいます。


写真は、愛知県広報広聴課から提供していただきました。