校長室より

校長室より 「嬉しかったこと三題」

明日から試験(第3回学習診断テスト、12/2まで)が始まります(高1進学コースは、11/30~12/2、中学校は12/1,2です)。生徒たちは試験を前にして懸命に取り組んでいます。日常の学習成果を見るものとはいえ、学習の総仕上げとして、あきらめないで粘り強く力を発揮して貰いたいですね。
嬉しかったことを三点紹介します。
一つは、テニス部の諸君が、毎週月曜日の朝多くの生徒が登校してくる前に、学校周辺の落ち葉拾いをしてくれることです。落ち葉拾いといっても、本校は敷地内外は樹木で囲まれており、冬を迎えようとするこの季節の落葉は大変な量です。その落ち葉の清掃を、誰に強制されたわけでもなく、テニス部員たちが自ら総出で清掃してくれるのは素晴らしいことです。朝のこの風景は私の心にすがすがしさをもたらしてくれます。感謝しています。
もう一つは、剣道部が愛知県新人戦で優勝し、全国高校剣道選抜大会への出場を決めたことです。この試合を観戦された知り合いの校長先生から「いい試合でした。日頃からよく鍛えられているいいチームですね」とほめていただきました。今朝の朝の打ち合わせでは先生方から拍手がわきました。
最後は、先月末のことですが、剣道部と同じく、バドミントン部が愛知県新人戦において、男子団体で優勝、シングルス優勝、ダブルス準優勝という成績を上げ、全国高校バドミントン選抜大会の出場を決めたことです。監督の言葉のように「愛知に市邨あり」を示して欲しいですね。応援しましょう。


校長室より 「後期研究授業を行いました」

本校では、年2回教員全員が参加して研究授業を行っています。
後期の研究授業は、11/18(金)午後に行われました。
授業は午前中で、研究授業を実施する6人の先生方の該当するクラスのみ授業を行い、その授業を他の教員が参観するという形で行われました。研究テーマは「教科指導力の向上と新カリキュラムに向けて」でした。

私も、数学の研究授業を見せてもらい、あとの、研究協議に参加しました。
授業は「2次不等式の解き方」で、個性の強い先生が作り出した独特の世界の中に生徒が引き込まれていく、といった感じでした。とにかく解けるようになることを目標に掲げるだけあって、そのワールドに漬かった生徒たちはいつの間にか問題が解けてしまう・・・
そのあとの研究協議は活発に行われました。
私の感想は、「このような研究・研修が、日常的に、先生方の研究活動として行われれば素晴らしい」。


校長室より 「避難訓練を行いました」

11/17(木)第7限目に全校一斉の消防避難訓練を行いました。
本校は、避難場所であるグランドと教室が近い位置関係にあり、階段も多く、比較的避難しやすいのですが、全校生徒数が1500名を超えるので、全員が避難するには時間がかかります。
今年は、皆が例年より真剣な面持ちで、緊急放送による避難指示を聞いて、一斉に行動しました。全校生徒がグランドに集合して点呼完了まで、所要時間は10分でした。
そのあと、私から「東日本大震災を経験していえることは、一つは、避難訓練は役に立つということ、起こりそうなことを細かく想定すればするほど役立つ。さらに言えることは、東南海地震は必ず起きるということ。だから、一人もかけることなく全員が安全に避難できるよう協力し合うことが必要です」という話をしました。


校長室より 「高3総合コースで講話をしました」

11/17(木)第7限目の時間に、高3総合コース(311、312)の生徒たちに話をする機会をいただきました。
今の時期は、推薦やAO入試で、大学、短大、専門学校への進学や就職が決まりつつある頃で、自分のこれから進む道が具体的に見えてきた生徒や不安な中にも否応なく進み始めている生徒がいるという状態です。安心と不安、両方の表情が混在しています。
「君の可能性」というテーマで、これまでの成長を振り返り、更にこれから、一人一人が未来を切り拓く力をつけて欲しいというような内容でした。キーワードは「自分から、人へ」でしょうか、「自分に向いていた意識を、外に向ける時」だよと言いたかったのです。卒業を数ヶ月後に控えて、生徒たちには「人のために生きる」ことができるように、「社会人基礎力」を獲得して欲しいと思います。
脱線ばかりして、用意していた内容の半分くらいしか話せませんでしたが、生徒たちは本当に熱心に聞いてくれました。
このような時間を持つことができて、「感謝!」です。


校長室より 「校門で登校のあいさつをしています」

今週の月曜(14日)から、正門にて、校門指導の先生方と一緒に、登校する生徒たちに「おはよう」の挨拶をしています。
今週は本当に天気がよく、この三日間、秋晴れで雲一つなく、空が高いです。
そんなお陰か、生徒たちは元気に登校してきます。挨拶によってお互いに元気を交歓できるように思います。
本校の生徒はシャイな子が多いようです。私としてはもっともっと大きな「おはようございます」が聞きたいですね。
生徒と挨拶を交わしているとそれぞれの個性が伝わってきて、楽しい一日の始まりです。
ありがとう。