FlyTeamより
香港エクスプレス航空は2013年11月から、香港発着の羽田、関西線に就航します。羽田線は11月7日から、関西線は11月21日からの就航。いずれもデイリー運航で、羽田線にはA320を使用する予定です。
羽田線は当初、10月から就航するとしていましたが、計画からは就航が遅れていた様です。また、関西線は2012年10月以来の運航再開となります。
なお、香港エクスプレス航空のfacebookページでは羽田線を758香港ドル(約9,700円)、関西線を718香港ドル(約9,210円)と発表しています。同社発表のスケジュールは以下の通りです。
■香港エクスプレス航空 羽田、関西路線
UO623便 羽田 01:30 / 香港 05:45
UO622便 香港19:05 / 羽田 00:30(+1)
UO687便 関西 14:50 / 香港 18:15
UO686便 香港 09:30 / 関西 13:55
羽田線の就航はリリースされていましたが、関西線の復活は知らなかったです。
羽田線の羽田01:30発は、時間を有効に使いたい人にはいいかもしれませんが、逆の羽田00:30着は、ほとんどの人にとっては厳しい時間ですね。まあ、深夜枠しか取れなかったのでしょうから、仕方がないです。
関西線は、香港発の需要においては、いい時間ではないかと思います。ピーチが香港でほとんど宣伝をしていないにも関わらず、香港発の需要も結構取っているそうなので、いけると判断したのでしょう。2012年10月とは、為替レートが全く違いますので、香港発の需要は拡大しているものと思われます。
なお、関西線の運航時間は、エミレーツ航空の香港-バンコク便との接続がいいので、バンコクに行くのに、香港まではLCCの香港エクスプレス航空、香港から先はエミレーツ航空のA380ファーストクラスというのも、ネタ的には面白いのではないかと思います。
現在、カタール航空から、激安ビジネスクラス航空券が販売されていますが、この航空券の購入を検討されておられる方は、カタール航空のマイルはどこに貯められるのかという点が気になるという方もいらっしゃると思います。
今回の激安航空券は、Iクラス(10月よりZクラスから変更になるようです)で、ANAからはIクラスは125%加算になることが公式発表されています。成田-ドーハ-パリ往復で20,000マイル以上の加算になりますので、侮れません。
一方、カタール航空は、10/30より、ワンワールドに加盟することが公式に発表になっています。ANAと提携していた航空会社がワンワールドに加盟した例としては、直近ではマレーシア航空がありますが、このときは、ワンワールド加盟日の2/1よりJALやアメリカン航空にマイルが貯まるようになり、ANAとの提携は5/31で終了となりました。
現時点、ANAはカタール航空との提携終了を発表していませんし、提携終了は一定の周知期間が必要であることを考えますと、10/30からしばらくの間は、JALとANAの好きな方に貯められる可能性があります。上記前例も4ヶ月の重複期間があります。まあ、今回どうなるかは何とも言えませんが、マイルの面からもお宝の航空券になる可能性はあるかもしれません。
なお、JALやアメリカン航空は、現在はカタール航空とは提携していませんが、さすがにワンワールド加盟には間に合わせてくると思いますので、10/30以降は、加算できるのではないかと思います。
私がカタール航空に気を取られている間、世間では、スターウッド プリファードゲスト®アメリカン・エキスプレス®・カードが話題になっていますね。
このクレジットカード、SPGのゴールド資格がもらえるということですが、SPGゴールド資格とは、SPGの上級会員資格で、1暦年に10滞在で獲得できる資格で、スターポイントの獲得レートが一般会員の1.5倍の1ドル=3ポイントになること、午後4時までのレイトチェックアウトが受けられることなどの特典があります。ただし、SPGには、1暦年に25滞在で獲得できる、さらに上位のプラチナ資格がありますので、クラブフロアやスイートルームへのアップグレードは、ゴールド資格では期待できません。
ですから、SPGゴールドがもらえるという点で、このクレジットカードに飛びつく必要はないと思います。
このクレジットカードのメリットは、むしろ、カード利用で100円=1スターポイントを獲得できることにあります。SPGのポイント経由で、間接的に、エアカナダなどの提携クレジットカードのない航空会社のマイルを貯めることができますし、20,000ポイントになりますと、5,000マイルのボーナスマイルが付与され、25,000マイルになりますので、100円=1.25マイルという、高還元クレジットカードになります。
特に、エアカナダやアメリカン航空など、1マイルの価値が高いマイレージサービスに交換すると得ということになります。その点で、年間200万円以上など、決済額が多い方なら、年会費の元は取れると思います。一方、年間100万円ぐらいの決済額であれば、年会費(32,550円)負けしますので、入会は見送ったほうがいいと思います。
ビジネスクラスの航空券を安く押さえようと思ったときには、以前は、海外発券がお得でしたが、いまはキャンペーンを利用するほうが得かもしれません。例えば、2013年だけでも、2月のトルコ航空のキャンペーン、4月ごろのブリティッシュ・エアウェイズのキャンペーン(これはソウル発ですが)、7月のマレーシア航空のキャンペーン、そして今回のカタール航空のキャンペーンなどです。いずれもロンドンやパリ行きのビジネスクラス往復航空券が総額150,000円ぐらいまたはそれ以下で買えたキャンペーンです。
この手のキャンペーンは、新規就航記念であったり、理由不明であったり(単に席が埋まっていないとか)といろいろですが、以下のブログで情報入手が可能です。
Imagine tripのブログ
海外発券は、ソウル発券、台北発券、バンコク発券がメジャーですが、いずれもここ1年ぐらいは大幅な円安になっており、だいたい3割ぐらい円安になっています。(日本人は米ドルしか見ていませんので、感覚的には2割ぐらいの円安ですが、アジア通貨は米ドルよりも円安の幅が大きくなっています。) また、アジアは日本と違ってデフレではないので、航空券の値段も上がっており、日本円に換算した航空券代は合計で4割ぐらい上がっている感じになります。
例えば、キャセイパシフィック航空の台北-関空のビジネスクラス(直行便利用の安いほう)は、1年前は56,000円ぐらいで買えていましたが、今は81,000円ぐらいします。キャセイパシフィック航空は日本支社が強気なので、これでも日本発よりは安いですが、ほかの航空会社では、もっと安い台北行きのビジネスクラスはあります。
海外発券では、コロンボ発券は生き残っていますし、バルセロナ発券、ヘルシンキ発券、プラハ発券などもあるようですが、これらは発券地まで行くのが面倒ですし、もはや海外発券にうまみは少ないかなという気がします。
なお、バルセロナ発券で面白い航空券を見つけましたので、後日記事にします。
カタール航空キャンペーン運賃を2区間発券しました。
1つは11月の休暇をエバー航空からカタール航空に変更するものです。キャンセル料を払っても、3万円ぐらい安くなりました。ビジネスクラスのレベル自体はエバー航空のほうが上だと思いますが、福岡に行かずに関空から乗れるというのは大きなメリットですし、日曜日の昼にしか出発できないエバー航空と違って、金曜日の夜中に出発できますので、日数を有効に使うことができます。ただし、関空日曜日着は、キャンペーン運賃では、満席で取れませんでした。
11/**(金) QR803 関空22;40-ドーハ05:10+1 A330-200
11/**(土) QR39 ドーハ07:55-パリ13:10 A340-600
11/**(金) QR40 パリ14:45-ドーハ23:10 A340-600
11/**(土) QR802 ドーハ01:45-関空17:00 A330-200
運賃は106,000円、燃油サーチャージは32,000円、税金が14,660円 合計で152,660円になります。中東系は燃油サーチャージが安いですね。
もう1つは、2月にパリに行くものです。こちらは日数がないので、パリ周辺だけに滞在しようと思っています。関空便が毎日運航ではないので、復路が成田になったことから、往路も成田にしました。
2/**(金) QR807 成田22:30-ドーハ04:30+1 B777-200LR
2/**(土) QR39 ドーハ07:55-パリ13:10 A340-600
2/**(月) QR40 パリ14:45-ドーハ23:10 A340-600
2/**(火) QR806 ドーハ01:25-成田16:55 B777-200LR
こちらはやや高くて、運賃は130,900円、燃油サーチャージは32,000円、税金が14,250円 合計で177,150円になります。
BAエグゼクティブクラブゴールド(=ワンワールドエメラルド修行)は、この2回とBA4回搭乗とあとはJALでほぼ終わりになりそうです。総額は50万円前後ということですが、11月のパリ行きはもともとアイスランドを旅行する予定ですし、一部のJAL国内線も用事があって乗るものですから、修行ではないので、実質30万円ぐらいの修行費用ということになります。
ワンワールドへの正式参加日程が決定したカタール航空が、10~13日で、4日間限りの大バーゲンを行っています。
サイト上は、最大25%割引という地味な表記になっていますが、日本-パリのビジネスクラスが往復総額で約150,000円からあるなど、25%割引どころでない大幅な割引になっています。
カタール航空のビジネスクラスは、通常40万円ぐらいで販売されていますので(成田はともかく、関空は機材を考えますと40万円の価値はないですが)、それから考えますと、今回の15万円という価格は、かなり安いといえます。25%どころか、半額以下といっても言い過ぎではないです。実際、10~11月は週末を中心に売り切れが出始めています。急いでください。
しかも、10/30以降の日程で買えば、ワンワールド各社のマイルや搭乗ポイント(JALでいうFOP)も貯まりますので、よりお得ではないかと思います。
ということで、私もこの航空券を2本決済しました。これで、BAエグゼクティブクラブゴールド(=ワンワールドエメラルド)にかなり近づくことができそうです。
BAエグゼクティブクラブ修行のルートを研究しています。
キャセイで台北発香港経由ジャカルタ、マレーシア航空で台北発クアラルンプール経由カトマンズなど、いろいろなルートが浮かぶのですが、関空-台北とのつながりがうまくいきません。どうしても3連休を絡めないと難しいです。また、最近、台湾ドルに対する円安がさらに顕著で、難しさが増していると言えます。もはや台北発券は死語かもしれません。
その点、コロンボタッチは、基本的に土日で完結できますし、コスト面でも効率がいいので、やはりこれしかないかなという気がします。BAエグゼクティブクラブのゴールド(=ワンワールドエメラルド)までは、おおむね4往復のコロンボタッチを敢行すればいいということになります。
ただし、来週の実験結果如何では、羽田-伊丹のピストンがベストなどということになってしまうかもしれませんが、こればかりは何ともという感じです。
FlyTeamより
ワンワールドは2013年9月9日、カタール航空が10月30日からワンワールド・アライアンスに正式に加盟すると発表しました。カタール航空のワンワールド加盟で、ワンワールドのネットワークにエチオピア、イラン、ルワンダ、セルビア、タンザニアの5ヶ国、20都市以上が新たに加わるネットワークとなります。ワンワールドは、1日約14,000便、年間約4億8000万人の旅客を輸送します。
カタール航空は1997年に運航開始、スカイトラックスのランキングでは2011年、2012年で2年連続「エアライン・オブ・ザ・イヤー」の1位を獲得し、サービスに定評があります。
がタール航空はドーハを拠点に成田、関西国際空港へ乗り入れ。これにより、日本ではJALマイレージバンク(JMB)でマイルを獲得することができるようになります。
もともと2013年後半加盟の予定でしたが、10/30に決定しました。東京や大阪からドーハ経由でヨーロッパに行くのに、JALやAAやBAのマイルが貯まるようになります。一方、AAとエティハドの提携や、カタール航空とANAとの提携は微妙な位置づけになるのかもしれません。
JALマイルのお得な利用法をご紹介したいと思います。
それは、キャセイパシフィック航空を利用した、香港・台北周遊です。
東京(or大阪or名古屋)-香港-台北-東京(or大阪or名古屋)またはその逆回りです。香港・台北両方で24時間以上の滞在が可能です。必要マイル数は、エコノミークラスでは、東京(or大阪or名古屋)-香港往復と同じ21,000マイルです。2都市周遊できますので、時間が取れれば、単純往復よりお得な気がします。
なお、このルートは、往復のどちらかは台北-東京(or大阪or名古屋)の直行便を利用する必要があります。往復とも香港経由のルートにしますと、エコノミークラスで37,000マイルになりますので、ご注意を。
BA修行 コロンボ発券か台北発券か なかなか悩ましいところです。
コロンボ発券ですと、CXのコロンボ-香港-関空の往復で115,000円ぐらいです。獲得できるティアマイルは、往復で360ティアマイルです。
台北発券ですと、CXの台北-コロンボ-ジャカルタの往復は65,000円ぐらいですが、関空-香港の往復に30,000~60,000円ぐらいかかるので、獲得できるティアマイルも、値段も、結局コロンボ発券と大差はないです。
それであれば、コロンボ発券のほうが、獲得できるアビオス(=マイル)が多い分得なような気がします。
なお、コロンボまでの片道は、エアアジア(プレミアムクラス)+マレーシア航空(ビジネスクラス)と乗れば、快適な座席で、80,000円ぐらいで飛ぶことができるようです。個人的には、クアラルンプール-コロンボは、スリランカの航空会社であるエアランカ(ワンワールド加盟予定)に乗ってみたい気もしますが、マレーシア航空と比べますと、20,000円ぐらい高いです。
それから、MHの台北発券は、今回の修行にはやや使いにくいです。台北-クアラルンプールの便数が少ないこともありますし、機材も小型のB737-800ですので、2,000マイル以上のこの路線では、あまり乗りたくはない機材です。
まずは、2020東京五輪開催決定おめでとうございます。
BAエグゼクティブクラブゴールド修行 兼 JATA旅博見学を目的に、9/15に上京することにしました。
JATA旅博をゆっくり見ようと思いますと、できるだけ遅い便に乗るのがいいのですが、日曜日は羽田16:30以降出発の伊丹行きの飛行機は特便割引が4,000円程度も高くなるので、開門時に会場に入って、13:30ぐらいには会場を出て、15:30の便で帰ることにしました。
往路
JAL104 伊丹7:30-羽田8:35 クラスJ 特便割引1 11,170円
復路
JAL125 羽田15:30-伊丹16:35 ファーストクラス 特便割引1 18,170円
合計は29,340円ですが、昔のアップグレードクーポンの残りをeJALポイントに交換した2,500ポイントが残っていたので、支払いは26,840円になりました。まあ、早割でないタイミングの予約で、東京往復26,840円なら普通の値段ですし、それで片道クラスJ、片道ファーストクラスならいいのではないかと思います。
日本の国内線で、BAエグゼクティブクラブのティアポイントがどう貯まるか、見物であります。クラスJがビジネスクラス扱いで40ポイント貯まって、国内線ファーストクラスがファーストクラス扱いで60ポイント貯まれば、修行もかなり組みやすくなるのですが、さあ、どうなることでしょうか。
ところで、ANAのサイトは前から対応していましたが、JALのサイトでも、他社マイレージサービスの番号登録ができるようになったのですね。タッチ&ゴーできるのと、マクドナルドの券が狙えるので、便利です。
それにしても、ラウンジもなく、飲み物のサービスすらない東海道新幹線のグリーン車に片道19,000円を払う人が、全く理解できませんね。新幹線は日曜午前とかの閑散時間帯でも安くはならないので、その低レベルなサービス内容にも関わらず、JALのファーストクラスより高くなることもあるわけですから。
ブリティッシュ・エアウェイズのマイレージサービスは、エグゼクティブクラブというたいそうな名前ですが、オンラインで簡単に入会できます。今回、ワンワールドエメラルドを安価に目指すのは、このブリティッシュ・エアウェイズのマイレージプログラム、エグゼクティブクラブということになります。
ブリティッシュ・エアウェイズのエグゼクティブクラブでは、ゴールド会員(ワンワールド)になるには、入会から13か月以内に、1,500ティアポイントが必要です。
ビジネスクラスの場合、2,000マイル以内の飛行距離では、片道40ティアポイントしか貯まりませんが、2,000マイル以上の飛行距離ですと、片道140ティアポイント貯まるため、2,000マイル少々の距離に乗るのが一番得ということになります。
なお、日本国内線のティアポイントの付き方がよくわからないのですが、これはBAに聞いてもわからないと思いますので、来週、JALの伊丹-羽田の国内線で、人体実験をしてこようと思っています。往路はクラスJ、復路は国内線ファーストクラスで予約しましたが、これで往路40ティアポイント(ビジネスクラス)、復路60ティアポイント(ファーストクラス)つくのとつかないのでは、その先の修行方針が大きく変わってきますので、確認しておく必要があるということになります。
なお、2,000マイルあって140ポイント貯まる路線で、比較的乗りやすい路線ですが、台北-クアラルンプール(マレーシア航空)、香港-ジャカルタ(キャセイパシフィック航空)、香港-千歳(キャセイパシフィック航空)などがあります。まずは日本国内線の加算がどうなるか確認してから、どの路線で修行するか、方針を考えたいと思います。
関空-シンガポールのシンガポール航空(SQ)ビジネスクラスも、有償で乗ると損なビジネスクラスです。
成田-シンガポールのシンガポール航空便は、A380機材での運航で、ビジネスクラスは、1-2-1配列の幅が非常に広い、完全フルフラットになる座席です。一方、関空-シンガポールのシンガポール航空便は、A330機材での運航で、ビジネスクラスは、2-2-2配列の斜めフラットシートです。
中距離路線のビジネスクラスとしては、このA330機材は、特別いいわけではないものの、標準ぐらいで別に悪いというほどではないのですが、なぜ乗ったら損かと言いますと、有償の航空券は、成田も関空も値段がほぼ同じなのです。A380のフルフラットシートと、A330の斜めフラットシートの値段が同じなら、斜めフラットシートはコストパフォーマンスが悪いということになります。
雑誌等で掲載されるシンガポール航空のビジネスクラスの搭乗記は、だいたいこのA380での搭乗記が多くて、素晴らしいビジネスクラスに見えるのですが、関空からのA330のビジネスクラスは別の航空会社といってもいいような、別物であるということになります。
関空-シンガポールのシンガポール航空ビジネスクラスは、エアカナダの30,000マイルで乗るのがいいです。燃油サーチャージも不要です。座席も特典航空券にしては比較的取りやすいと言えます。
空旅趣味も、自己満足でいいので、何か目的があると楽しいものです。その意味では、ステイタスを取りにいくというのは、やはりいいのですよね。
スターアライアンスは、エーゲ航空のスターアライアンスゴールドを持っているので、ワンワールドのステイタスを狙いたいと思うようになりました。しかし、ビジネスクラス中心でと考えますと、大人の事情でクレジットカードが作りにくい私は、JALだと80万円以上かかるので、流石に現実的ではないです。キャセイパシフィック航空のマルコポーロクラブのダイヤモンド会員などは、なるだけで100万円以上のコストと、膨大な時間がかかります。
そんな中、一定の条件は必要ですが、約17万円でワンワールドサファイア資格、約30万円でワンワールドエメラルド資格を獲得する方法を見つけてしまったのです。
その方法は、欧州系のワンワールド加盟航空会社のマイレージプログラムに加入し、ワンワールドのフライトがたくさん飛んでいるアジアのある路線を、ビジネスクラスで4往復するというものです。このアジア4往復が合計で約26万円、最低ノルマである、当該欧州系航空会社のフライト4区間が約4万円で、合計約30万円になります。
ということで、11月に計画しているアイスランド旅行の行程を少し変更して時間を作り、この欧州系航空会社に4区間乗る方向で検討中です。
なお、この欧州系航空会社は、欧州系ですので、カンタス航空ではありません。カンタス航空と比べると、1マイルの価値も高いです。例えば、JALの国内線は1区間4,500マイルで乗れますし、関空-台北のビジネスクラスは往復30,000マイルで乗れるなど、マイレージサービス自体も魅力的な航空会社です。JALに固執してしんどいOKA-SINを6往復とかが、ものすごくばかばかしく思えるような、修行というほどでもない話になります。
もう少し研究の必要はありますが、調べる価値はありそうです。
台湾第2の航空会社、エバー航空が、2012年から、B777-300ERに導入を開始した、全席通路アクセスフルフラットビジネスクラス 「ロイヤルローレルクラス」が好評だそうです。
通常、2-3-2配列が多いB777-300ERのビジネスクラスにおいて、エバー航空は横が1列少ない2-2-2配列での快適な空間を提供していましたが、2012年から、このビジネスクラスを全面的に見直し、1-2-1の全席通路アクセスフルフラットシートビジネスクラスにリニューアルしました。それが、「ロイヤルローレルクラス」です。
この「ロイヤルローレルクラス」は、台北-ロンドン、アムステルダム、ロサンゼルス、パリなどに飛んでいます(一部はバンコク経由ですので、時間の取れない方は、台北-バンコクで体験が可能です。)。
やはり欧米への長距離線で乗りたいところですが、その中では、福岡発のパリ行きがお得です。航空券代金119,000円、総額約180,000円で買うことができます。成田や関空発は260,000円以上するので、なぜ福岡だけが安いのかはわかりませんが、日本の国内線は早割で買えば安いので、福岡以外の方もお得に乗れると思います。
私は11月にこの機材でパリまで行く予定です。「ロイヤルローレルクラス」での空の旅を楽しんできたいと思っています。
なお、エバー航空は、以前はマイレージの部分がネックでしたが、2012年にスターアライアンスに加盟したことにより、ANA、ユナイテッド航空、エアカナダなどにマイル加算できるようになりました。福岡-台北-パリの往復では、約17,000マイル獲得できます。私はエアカナダに加算しようと思っています。
インターネットの掲示板を見ていますと、ANAのマイルで特典航空券が取れないという書き込みを見ることがあります。
しかし、ANAが特典航空券に座席の提供を渋っているのは、今に始まったことではないのですよね。数年前、私がとある水曜日に東京に行こうと思った時、ANAのマイルで行こうとしたのですが、全く席が取れなかったということがありました。有償の座席はいくらでも空いていて、特に混んでいた便はなかったのではないかということだったのですが、それでも、特典航空券は取れませんでした。しかも、当時はSFCカードも持っていたのに。
「水曜日の羽田-伊丹が取れなくて、いったいどこが取れるんじゃい!」と思って、それでANAのマイルを貯めるのはやめました。今では、スターアライアンス搭乗時はエアカナダかエーゲ航空にマイル加算していますので、ANAのマイレージカードは社員食堂をEdyで利用するためのプリペイドカードに成り下がっていますが、使い勝手が悪いので仕方がないです。
何とかポイントのホームページ経由で楽天で買い物したら3倍マイルとか、何とかのクレジットカードで買い物したらいいとか、ANAに関してはそういうホームページも多くて、陸で貯めやすいマイレージサービスということになっていますが、マイルなんて、特典航空券が取れなければ、貯めても何の意味もないです。
世界中には、もっと使い勝手のいいマイレージサービスはたくさんあります。島国の航空会社の使いにくいガラパゴスマイレージサービスに固執する必要はないのではないかと思います。
先月のマイル購入25%割引キャンペーンの時に購入したアメリカン航空の60,000マイルで、ドバイ行きの特典航空券を予約しました。
ドバイに行くならエミレーツ航空のA380のビジネスクラスで行きたいところですが、アメリカン航空とエミレーツ航空は提携していない(むしろ仲が悪い)のと、エミレーツ航空のA380は今は日本に来ていないことから、他の航空会社になりました。
12/**(土) キャセイパシフィック航空567便 関空09:30-香港12:55 ビジネスクラス A330-300(33G)(長距離路線用フルフラットビジネスクラス)
12/**(土) キャセイパシフィック航空731便 香港16:35-ドバイ21:45 ビジネスクラス A330-300(33G)(長距離路線用フルフラットビジネスクラス)
12/**(月) エティハド航空878便 アブダビ21:50-成田12:50+1 ビジネスクラス A330-200(スタッガード仕様フルフラットビジネスクラス)
12/**(火) JAL3005便 成田16:55-伊丹18:15 エコノミークラス B737-800(ノーコメント)
必要マイル数は60,000マイルで、燃油サーチャージは不要です。諸税56ドルと電話予約手数料25ドルが必要になります。
なお、アメリカン航空は、特典航空券でも、発券まで5日間待ってくれるので、仮に押さえてから考えることができます。ありがたいです。
機材は、キャセイパシフィック航空の2区間は、33Gという長距離用の1-2-1配列の全席通路アクセスのフルフラットビジネスクラスです(関空-香港はリージョナル機材に変更になる可能性もありますが。)。エティハド航空はA330-200で、1-2-1または1-1-1-1の全席通路アクセスのフルフラットビジネスクラスです。
ラウンジは、関空と香港ではキャセイパシフィック航空のラウンジ、アブダビではエティハド航空のラウンジが利用可能です。特に、入ったことのない、アブダビのエティハド航空のラウンジが楽しみです。
ホテルは後日考えますが、ドバイのホテルは、贅沢を言わなければ高くはない(贅沢をいうとろくでもなく高いですが)ので、大丈夫です。
私のポリシーとして、ビジネスクラスに乗れるところは、できるだけビジネスクラスに乗るということがありますが、コストパフォーマンスも重視しますので、ビジネスクラスに乗ると損な路線もあります。
例えば、JALの関空-バンコク路線です。機材はB767-300ERで、ビジネスクラスは、旧型のスカイラックスシート。「不快ラックス」とも蔑称される、まったく快適ではない座席です。それなのに、最低価格で166,000円もします。
エコノミークラスは40,000円ぐらいなのですが、ビジネスクラス乗っても、前後方向も横方向も20%程度しか広くないので、4倍の運賃を払う価値は全くないということになります。
この「不快ラックス」は、他社のプレミアムエコノミークラスレベルの座席ですので、コストパフォーマンス重視の方は、避けたほうがいいビジネスクラスです。
ソウル発のマレーシア航空ビジネスクラスがキャンペーン価格になっています。
ソウルの世一旅行社さんによりますと、9/30までの購入、11/30までの利用で、以下のような値段になります。
クアラルンプール、シンガポール、プーケット、デンパサール 100万W+税・燃油料
ランカウィ、クアンタン、コタキナバル 90万W+税・燃油料
シドニー、パース、メルボルン、アデレード、ブリスベン 110万W+税・燃油料
シドニー線で総額160,000円ぐらいのようですから、一時やっていた日本発のキャンペーンとあまり変わらない金額です。日本発のキャンペーンも、同じような金額で、また行われるのかもしれませんね。
Author:techan
ビジネスクラスでの空の旅に魅せられたしがないサラリーマンです。
いかにコストパフォーマンスの高い航空券で旅行をするかというところに重きをおいて、日夜研究にいそしんでいます。
この情熱を仕事に向ければ、出世するかもしれませんが...