さとう正雄 福井県政に喝!

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大飯原発活断層調査。関電が見逃していた?断層粘土を発見。明らかに活断層、と専門家集団は見解

2013年08月19日 | Weblog
 昨日は朝早く家をでて、おおい町へ大飯原発の活断層調査に行きました。
地元の共産党、山本地区委員長、猿橋おおい町議会議員、専門家は地質学の立石雅昭先生はじめ6名も参加した調査団でした。
 港から船に乗り、さらに小舟に乗り換えて、調査地点に上陸して調査しました。
 
 
 海からみる大飯原発




 上陸めざす台場浜海岸




 まずは「F−6破砕帯」地点




 関電の調査資料が正確か、調査する専門家のみなさん





 そして、関電が見逃していた?断層粘土を発見。
地すべりとかの根拠はなく、明らかに活断層、と専門家集団は見解



 専門家の方々は関電の作成したスケッチが恣意的なものでないか、とか、今回発見された明らかな活断層が原発にどのような影響をあたえるのかの調査が必要だ、などなど調査の議論もつづきました。

 このように、大飯原発だけ調査しても、関西電力と規制委員会の調査の不十分さも浮き彫りになってきます。

 ひつような国民的学術調査にたいして、電力事業者が協力する仕組みも必要ではないでしょうか。

 立石先生は次のように語っておられます。「大飯原発敷地前面の台場浜、ここに見られる断層、観察するのは二度目ですが、なぜ、こういう普通に見れば、断層と言えるものを断層とせず、恣意的に地すべりに持ち込もうとするのか、電力事業者とそれにへつらう御用学者は許し難い。断層でないという明確な根拠を示すべし。断層の可能性を明確に否定できないのなら、危険な原発に対峙する研究者は、安全サイドには立って判断するという倫理が必要。その原則をねじ曲げるような研究者は百害あって、一利無し。そのことを肝に銘じるべし。」
ジャンル:
社会
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