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印刷2013/09/24 00:00

イベント

[TGS 2013]次へ続く道が明らかにされたアイマス8周年ライブ「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!!!」をレポート

 2013年9月21日,バンダイナムコゲームスは「アイドルマスター」シリーズのライブイベント「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!!!」を,幕張イベントホールで開催した。ここは,今年2月に行われた冬のライブ「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」の舞台にもなった場所であり,あれから約7か月,私は再びここに立つことになった。
 アイドルマスター誕生8周年を記念して,全国ツアーというスタイルで行われた今回のライブだが,こうしてそっと目を閉じれば,最高気温35度を記録した炎熱の名古屋公演,開演時間を間違えて青ざめた大阪公演,危なすぎるスケジュールでベラルーシからようやくたどり着いた横浜公演,さらには,台風でえらい目にあった福岡公演が走馬燈のようによみがえってくる。ああ,いい人生だった……って,いや,そうじゃなくて,2か月以上にわたった今回の全国ツアーもいよいよここ,約束の地,幕張にやってきたわけだ。

READY!!

「アイドルマスター」シリーズ公式サイト


 いまさら言うまでもないかもしれないが,幕張イベントホールに隣接する幕張メッセでは,日本最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ2013」が開催されていた。このタイミングでのライブだけに,ゲームとしての「アイドルマスター」シリーズについての新たな発表が期待されており,我々ゲームメディアとしても見逃すことのできないイベントだった。
 余談ながら,かつて「東京ゲームショウのお留守番@編集部」として知られた私も,2年ほど前からピンポイントでアイドルマスターのステージアイドルマスターのステージなどを取材するために現地に来るようになった。しかし今回,ピンポイントで処理するには規模が大きすぎるため,いよいよお留守番さえできない状況に陥り,そのため,現場ではなるべく同僚達と顔を合わせないようにしていた。みんな,連日の取材と徹夜の原稿執筆で疲労困憊してるのに,オレだけ必要以上に嬉しそうでごめんなさい。にひひ。

坂上陽三氏
アイドルマスター2
 新発表については,まず9月21日に掲載した記事と,22日に掲載した記事でお伝えしたとおりだが,「アイドルマスター」シリーズの総合プロデューサー坂上陽三氏の21日の発表によれば,明らかにされたホームアプリ「アイマスチャンネル」は,コンシューマ機のネットワークを使う新たな挑戦とのこと。今後,PlayStation 3に向けてさまざまなコンテンツを配信していくが,その入り口として作ったのが「アイマスチャンネル」であり,さらに最初に配信されるコンテンツ「アイドルマスター シャイニーTV」「アイドルマスター グラビアフォーユー!」も紹介されている。家庭用ゲーム機市場においても,パッケージからネットへのシフトが確実に進んでいるという印象だ。

 残念ながら詳細については明らかにはされなかったものの,さらにPlayStation 3向けの「新作アイドルプロデュースゲーム」が制作中であることも発表されている。ぜひ期待してほしいとのことなので,こうなったら我々も遠慮することなく,めいっぱい期待しよう。
 「アイマスチャンネル」の追加情報についても,発表があり次第お伝えしていきたいが,まあ,来週10月2日には配信が開始されてしまうので,各自ダウンロードしてもらえばすぐに分かっちゃうね。無料だし。

 さて,最大9000人の収容が可能な幕張イベントホールのきらめくステージに立ったのは,以下の皆さんだった。

■出演:
中村繪里子さん(天海春香役)
長谷川明子さん(星井美希役)
今井麻美さん(如月千早役)
下田麻美さん(双海亜美/真美役)
仁後真耶子さん(高槻やよい役)
釘宮理恵さん(水瀬伊織役)
原 由実さん(四条貴音役)
沼倉愛美さん(我那覇響役)
若林直美さん(秋月律子役)

■ゲスト:
福原綾香さん(渋谷 凛役)
大橋彩香さん(島村卯月役)

田所あずささん(最上静香役)
山崎はるかさん(春日未来役)


 これまでのツアーと同様ゲスト出演が予定されており,上のリストにあるように「アイドルマスター シンデレラガールズ」から,渋谷 凛役の福原綾香さんと,島村卯月役の大橋彩香さん,また「アイドルマスター ミリオンライブ!」からは,最上静香役の田所あずささんと,春日未来役の山崎はるかさんが参加した。このうち福原さんは,今回がツアー初参戦。大橋さんは名古屋公演以来,田所さんと山崎さんは,横浜公演以来の出演だ。
 各公演に設定されるリーダーは,下田麻美さん,沼倉愛美さん,そして若林直美さんの3人が務めた。


 セットリストは以下のとおり。

■セットリスト(21日,22日共通。敬称略)
1.READY!!(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林)
2.MC1(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林)
3.乙女よ大志を抱け!!(中村)
4.キラメキラリ(仁後)
5.いっぱいいっぱい(若林)
6.We just started(長谷川,下田)
7.リゾラ(釘宮)
9.Brand New Day!(沼倉)
10.arcadia(今井)
11.風花(原)
12.MC2(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林)
13.MC3(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林,福原,大橋,田所,山崎)
14.お願い!シンデレラ(福原,大橋)
15.S(mile)ING(大橋)
16.素敵なキセキ(山崎)
17.Never say never(福原)
18.Precious Grain(田所)
19.Thank you!(田所,山崎)
20.MC4(下田,沼倉,若林,福原,大橋,田所,山崎)
21.It's Show(下田,沼倉,若林)
22.キラメキ進行形(中村)
23.黎明スターライン(下田)
24.プライヴェイト・ロードショウ(playback,Weekday)(釘宮)
25.フラワーガール(原)
26.おとなのはじまり(下田)
27.MC5
28.愛LIKEハンバーガー(仁後,若林)
29.マリオネットの心(長谷川)
30.Rebellion(沼倉)
31.Snow White(今井)
32.Dazzling World(若林)
33.まっすぐ(沼倉)
34.MC6(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林)
35.カーテンコール
36.アンコール
37.自分REST@RT(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林)
38.MC7(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林,福原,大橋,田所,山崎)
39.THE IDOLM@STER(中村,長谷川,今井,下田,仁後,釘宮,原,沼倉,若林,福原,大橋,田所,山崎)


乙女よ大志を抱け!!
キラメキラリ
いっぱいいっぱい
We just started
リゾラ
Brand New Day!
arcadia
風花

 参加人数が今回行われた全国ツアーの中で最大であり,また,初めて「アイドルマスター シンデレラガールズ」と「アイドルマスター ミリオンライブ!」の両方からゲストが参加したこともあって,セットリストも非常に長く,21日,22日のいずれも4時間近い長丁場のライブになった。会場の規模が大きいため,我々の座る記者席からステージまではかなりの距離があったのだが,それを感じさせない迫力が最後まで伝わってきたのは,やはり千秋楽ということで気合が入っていたのかもしれない。ステージのライティングも凝ったもので,色とりどりに揺れる会場の光の海も加わり,幕張イベントホールはこの世のものとは思えない幻想的な雰囲気に包まれていた。ステージ演出の中には,明らかに「会場で振られるケミカルライト」を前提にしたところもあり,客席と一緒になって作られるライブだという印象がことさら強い。

お願い!シンデレラ
S(mile)ING
素敵なキセキ
Never say never
Precious Grain
Thank you!

 ま,なにしろ長かったので,おそらく多くの来場者が翌日,筋肉痛やノド荒れなどに悩まされたはず。それもまた,体に刻み込んだライブの思い出になるのだろうけど,来るべき日に備えて私も体を鍛えておく必要があるかもしれない。まずは,棒振り1000回から,かな?

 全公演に参加したバックバンドの3人も,いつもながらのいい仕事ぶりで,約4時間ずっと演奏しまくりでも衰えを見せることがない。個人的に,隠れた功労者だと思っている。お名前は,ドラムスが村田一弘さん,ベースが大山徹也さん,そしてギターが大内 慶さん。2月がそうだったように,生バンドが入ることでライブ感がアップするのは間違いないと思うので,今後も期待したい。それにしても,なんでオレはアイマスライブのバックバンドじゃないのだろうか。人生間違えた。


 大阪公演までとは,かなり趣を変えてきたツアー後半のセットリストだが,オープニングメドレーは,やはり「アツい夏の曲」から。そのあとゲストを迎え,彼女達のパフォーマンスに続きいて後半になだれ込むという,いつもの流れだった。
 そのゲストだが,福原さん以外はツアー2度めということもあって,初回よりも落ち着いた印象を受ける。若い子は成長が早いなあって,おじさんみたいなこと言ってるなあ。でも,おじさんだもん。
 とはいえ,2人の「お願い! シンデレラ」「Thank You!」にしろ,ソロ曲にしろ,せっかく与えられたチャンスをやり切ろうという精一杯のステージであり,私はいつもなぜかグッときてしまう。年のせいで涙腺が弱くなり,代わりに残尿感が強くなったせいもあるけど,世の中,あきらめちゃダメだよねと思う。小さな奇跡はたまに起きるからだ。
 ゲストを交えたトークは,「牛類の優越性」とか「就寝時の照明状況」とか,ユルめで楽しいもの。その中からも,新人アイドル達からはステージに立つことの高揚感が,また先輩アイドル達からは新しい仲間が増えた喜びが感じられた気がする。

アイドルマスター2 アイドルマスター2

 さて今回,ファンからの意見を募ったリーダーユニット曲は,「It's Show」。個人的に初めて聞くタイトルなので,調べたところ,2008年にリリースされたCDに収録されている楽曲であるとのこと。なるほど。当たり前だけど私の知らない,いい曲はまだいっぱいあるんだなあと痛感。奥が深い。そしてそんな楽曲が,ファンによって望まれたことにベースの厚さを実感させる。

It's Show
キラメキ進行形
黎明スターライン
ライヴェイト・ロードショウ(playback,Weekday)
フラワーガール
おとなのはじまり

 秋月 涼の持ち歌で,個人的にもかなり好きな「Dazzling World」をリーダーの一人,若林さんが歌ったことも,なんだか胸が熱い。律子姉ちゃんが。
 また,ソロパートの終わりの「まっすぐ」も,幕張公演で初公開だ。Xbox 360版「アイドルマスター」の収録曲でありエンディングテーマでもある「まっすぐ」は,ゲーム終了時に必ず聞くことになるナンバーで,エンドロールに重ねてこの曲が流れてくると,担当アイドルをトップにできたかどうかはともかく,「ああ,終わったなあ」という気持ちになり,そのうち,たとえ仕事などで大失敗しても,「まっすぐ」さえ聞けば,なんとなくすべて丸く収まったような気になれるという楽曲だ(ソースは私)。

愛LIKEハンバーガー
マリオネットの心
Rebellion
Snow White
Dazzling World
まっすぐ

 沼倉さんによると,アイドルマスター3周年記念ライブ以来,歌われたことがないとのことだが,考えてみれば,全国ツアーの最後,ソロパートの終わりで歌われるのに,これほどふさわしい曲はないような気がするし,それを「アイドルマスター」に出てこなかった響が歌うところも面白い巡り合わせなのかもしれない。まっすぐ,いいなあしかし。
 おっと,忘れてはいけない,ライブでぜひ聞きたいと以前から思っていた「おとなのはじまり」も,下田さんのパフォーマーぶりを遺憾なく発揮して最高。信じていれば,いつか願いは叶うんだ。うっふーん。

カーテンコール


 かくして「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!!!」の最終公演となる幕張も終わった。
 21日の公演では気丈に振る舞っていた出演者の皆さんだったが,さすがに大楽日となる22日には,リーダーを中心に涙が見られた。恒例である終演の一本締めに登場した,アニメ「アイドルマスター」の赤羽根P(通称)も,感動のあまり最初から涙声で,個人的にはその場面にかなりグッときた。くそ,なぜよりによって同僚プロデューサーに。泣くなよ。
 ともあれ,長かった全国ツアーがカーテンを閉じた翌日,幕張にはひんやりとした風が吹き,夏の終わりを告げていた。みんな,ありがとう。いつかどこかで,また会えることを……なーんつってな,がっはっは。

 記事にも書いたように,22日のステージで発表された新情報は,劇場用映画「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」公開日が2014年1月25日に決まったことなど,もっぱらイベントがらみの内容が中心だった。アイマスライブについては,2014年2月22日と23日,さいたまスーパーアリーナで「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」が開催されることが明らかになっている。これって,収容人員2万とか3万とかで2日間だから,さすがにチケット,取れるっしょ――って,そういう状況なので,当分は足を止める必要はなさそうだ。むしろ,ダッシュをかけるのはこれからかもしれない。まあ,とりあえず,今日のところはお別れですけどって,えっ,“”で終わる? 計算間違い? マジかー。

「アイドルマスター」シリーズ公式サイト

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